密林の図書室

日々読んでいる本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介のブックレビューのブログです。人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考え、このブログを立ち上げました。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

哲学・心理・自己啓発

君主論

著:ニッコロ・マキアヴェリ、訳:池田 廉 世界史を勉強したことのある人なら、名前くらいは知っているだろう。約500年前に書かれながら、カトリック教会の怒りを買い、一時禁書として扱われ、19世紀にようやくまともに読まれるようになってきた歴史的な著書…

一流の老人

著:山﨑 武也 老人になってどうあるべきかということを、エッセイ風に書いた本。活字は大きめで、行間も広めで、あっさり読める。次のようなこのようなことが書かれてある。 年寄は若い人に比べむすぼらしく見えがちなので、きちんと清潔にして身だしなみに…

雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール

著:齋藤 孝 雑談への苦手意識を克服するコツをまとめた本。上手な話し方とか、コミュニケーション力についての本はあるが、この本は「雑談」に的を絞っているところが特徴的。 雑談上手は話し上手とは違う。なぜなら、雑談は雑談自体が目的であり、落ちは要…

マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方

著:野口 敏、 イラスト:maki、 シナリオ:酒井だんごむし シリーズ累計で100万部以上売れたという、「会話がとぎれない話し方」を、マンガにした本。やさしく、わかりやすく書かれてあり、あっという間に読める。以下のような内容が、ストーリ仕立ての…

哲学の最新キーワードを読む 「私」と社会をつなぐ知

著:小川 仁志 現代における脱理性主義の多項的知として、以下の4つの知を俯瞰することで、どのような「公共哲学」が構築されるのかを、現代の哲学に関する理論や意見を紹介しながら論じた本である。 感情の知:ポピュリズム・再魔術化・アートパワー モノの…

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

著:岸見 一郎 フロイト、ユングと並ぶ心理学の巨頭でありながら今まで日本ではそれほど有名ではなかった、アルフレッド・アドラー(1870-1937)の「アドラー心理学」について解説した本である。平易な言葉を選んで書かれているものの、中身は大変しっかりして…

マッキンゼーが教える科学的リーダーシップ――リーダーのもっとも重要な道具とは何か

著:クラウディオ・フェサー、訳:吉良直人 「端的に言えば、どういった感情も、良いとか悪いという判断はできない。どの感情も特定の目的に合致したものであり、通常の社会的、人間的機能を果たす上で必須のものである」 インスピレーションを与えるリーダ…

「美女と野獣」の野獣になる方法

著:水野 敬也 どうしても気になって仕方ない本だったので、読みました。時々ちょっとムッとするくらい、なれなれしい文体です。でも、大げさな表現でユーモアを効かせてあって、かなり笑える。で、ふざけているようで、結構マジです。「うわっつらKindness…

スタンフォードの自分を変える教室

著:ケリー・マクゴニガル、訳:神崎 朗子 「しっかりと自分をコントロールできる人は、自分と戦ったりはしません。自分のなかでせめぎ合うさまざまな自己の存在を受け入れ、うまく折り合いをつけているのです。自己コントロールを強化するための秘訣がある…

漫画 君たちはどう生きるか

ベストセラーになっている、「漫画 君たちはどう生きるか」を読んだレビューです。