密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2019-01-09から1日間の記事一覧

読んでみれば「なーんだ」という内容だが、おかしなことが書いてあるわけではなく、参考にはなる。『伝え方が9割』

著:佐々木 圭一 言葉の表現技術の重要さとそのテクニックについての本。著者はコピーライター。作詞や大学非常勤講師もやっているという。伝え方は「技術」であるという主張に基づいて書かれているため、内容が具体的である。最初に骨子をまとめた折り込み…

総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書)

著:田中 隆之 総合商社という形態は他の国に無いということではないが、基本的には日本独自のものといえる。学術研究的な視点から、総合商社の歴史や変遷について述べた本である。著者は元銀行出身で経済学専攻の大学教授。固めの書きぶりの文章だが、淡々…