いわゆる秘境の駅を紹介した本。「秘境駅の謎」とあるが、秘境駅は秘境を目指して作られたわけではなく、過疎化によって秘境になっただけのところが多いので、このタイトルのつけ方はどうかと思うが、カラー印刷で秘境路線と秘境駅の写真が多く載っている。…
著:藤崎 童士 熊本県の動物愛護センターでの「かつての」犬猫処分や保護の様子を書いたものである。残酷な場面がいくつも出てくる。 ただ、いろいろな努力が重ねられ、2016年には熊本県動物愛護センターの犬猫の殺処分は大幅に減少したという。よってこの本…
著:佐々木整 確かにゼロからです。「プログラム言語とは」というレベルの説明から始まります。newやtry catchは相当後ろになってようやく出てきます。インストールの環境としてはWindowsが主です。 Javaがはじめてということだけでなく、プログラミンが初め…
著:Living Language 洋書。英語を学ぶ外国人向け(ESL用)の教材です。CD3枚+CD-ROM1枚付き。Advancedレベル。Lesson1から20まであり、それぞれ、発音、会話例、単語、表現、イディオム、問題、リスニング、アメリカの習慣の紹介と、これ一冊でかなり盛り…
監修:飲食店日本酒提供者協会 日本酒の本。分類や醸造方法などの基本知識、選び方、燗のつけ方、酒器の選び方、といったことが載っていて、あとは3人の識者によるおススメの日本酒の紹介が合計60本。オールカラーで印刷の質は良い。各銘柄の紹介欄も丁寧に…
著:荻原 勲 家庭でのブルーベリーの栽培方法について書かれた本。111ページ中80ページまでがカラー印刷。写真が多く、堅実かつ平易に書かれていて、理解しやすい。著者は東京農工大学教授。内容としては、ブルーベリーの魅力と品種、植え付け方法と栽培管理…
著:スティーヴン ホーキング、レナード ムロディナウ、訳:佐藤 勝彦 「M理論はアインシュタインが夢見ていた統一理論です。単なる素粒子の集まりである私たち人間が、私たちと宇宙を支配する法則の理解にここまで近づいていることは偉大な勝利です」。 ホ…
「廃道をゆく」のPart3。シリーズ初の沖縄含む、48本。崩落や噴火や豪雨など自然現象と関係するものが多いことが特徴。 国土の約7割が山で、しかも海に囲まれた日本。その近代化の歩みが険しい自然との闘いの歴史でもあったことを、これらの廃道は静かに…
著:古田 亮 近代日本画の巨匠、横山大観について書かれた本。新書サイズで数にも限りはあるものの、文章だけでなく、カラー印刷でいくつかの代表作の写真が紹介されている。 東京美術学校の第1期生であり、岡倉天と苦労をともにしながら師とあおぎ、強烈な…
44本の廃道を紹介している「廃道をゆく」の続編である。ここでは、さらに51本の廃道が登場する。最初から最後まで、全国津々浦々に静かに眠る、かつての道路や施設の写真の数々に圧倒される。・森林の中に消えてしまった、手堀りのトンネル・道路と呼ぶ…
廃道の本。しかも鎌倉街道とかじゃなくて、近代の普通の道。ネット上にもいろいろある。ダムの水面から飛び出している錆びたガードレール、壊れて谷底に落ちかけている橋、落ち葉で埋まっている山間のトンネル、荒波をかぶって崩壊しているかつての基幹道路…
著:HIRO 「30歳になったら、死んでもいい。若い頃の俺は、本気でそう思っていた」。 インパクトのある書き出しで、最初から小気味よく読者をひきつける。面白い。EXILE HIROが半生を振り返って書いた本。まさに、駆け抜けてきた、という感じである。 若い頃…
著:池上 英洋 ラファエッロの生涯と作品を紹介した本。このシリーズは薄手ながらオールカラーで、作品の掲載が中心になっており、副題にあるように生涯と作品の特徴をシンクロしながら大変わかりやすく説明してくれるので、重宝している。個人的に本書で特…
著:高野 譲 この著者の「株式ディーラーのぶっちゃけ話」が面白かったので、こちらも買ってみた。株式投資の基本を書いた本。見開きで、右ページが文章、左ページが図解になっている。 読みやすい。一見、初歩的な話が多い。「株っていったい何?」「株取引…
著:小牟田 哲彦 よくまあ、こんなに詳しく調べたものである。そして、大日本帝国というのは広かったのだな、と改めて思いながら読んだ。台湾、朝鮮半島、関東州、満州、南樺太、さらに南洋諸島。 苦労の末に南北縦貫鉄道が作られた台湾。一貫して貨物収入が…