著: 若林 正恭 お笑いコンビ「オードリー」の突っ込み役(元は逆だったらしい)をしている人が雑誌に連載したエッセイを一冊にまとめた本。結果的に、数年がかりで書かれたものになっているので、後半の方では著者自身が自分が過去に書いた文章にツッコミを…
著: 週刊文春編集部 「スクープは一朝一夕に打てるものではありません。いつ芽が出るかがわからない種を先に先にと撒くようにしているからこそ、収穫できるのです」 「週刊文春はどうしてスクープを取れるのかと、これまで何度聞かれたかわかりません。その…
著:栗原 俊雄 「生き残ってしまった」という後ろめたさ。各方面から成績上位者が選抜された憧れの船である「俺は、あの大和に乗っていたんだ」という誇り。「作戦は間違っていたが、大和はあそこで沈んでよかった」という思い。戦艦大和の生還者たちの多く…
著:多田 智史、監修:石井 一夫 たくさん載っている。人工知能の技術について紹介した本。主だった内容を以下に書き出してみるが、これでも全てではなく、本当にもりだくさんである。 エキスパートシステム。レコメンドエンジン(内容に基づくものと履歴な…
著:福岡 伸一 「むしろ直感は研究の現場では負に作用する」 「秩序は守るために絶え間なく壊されなければならない」 「界面は、二つの異なるものが出会い、相互作用を起こす場所である」 面白かった。ただ、本書をより深く理解するには、ある程度の科学的な…
著: 村上 由美子 最近、人工知能(AI)やロボットの発展によって、将来、現在人間がやっている仕事がたくさん奪われるという説が広まっている。また、情報通信技術(ICT)の活用による生産性の向上によっても職が減る事態が懸念されている。しかし、著者は、こ…
著:岡内 幸策 「しかし、伊達に金融の世界で生きてきたわけではない熱い人たちには、新たな軸の中で活躍できる場が拡大するということに気付いてほしい。従来の権威や評価が崩壊する中で、IoTをうまく活用できる人材が求められていることは事実だが、何より…
「捨てられる銀行」の続編についてのレビューです。
薬物中毒と性の関係をテーマにして書かれた本のレビューです。
著:デイヴィッド・J. リンデン、訳: 岩坂 彰 タイトル通りの本。この単行本のピンクの表紙も、よく考えたものだと思う。皮膚、神経回路、そして脳。快感、痛み、熱さ、冷たさ、かゆみといった、触れるという感覚を、その感覚を感じ取る末端から伝達する経…
AV女優の強制出演問題について書かれた新書についてのレビューです。
著:井上 寿一 この本は、2016年に公刊されるまで、国立公文書館と国立国会図書館憲政資料室で眠っていた「戦争調査会」の全15巻の資料に基づき、関連する情報を補った上で書かれた本である。 「戦争調査会」は終戦後に幣原喜重郎首相が企画・設立したプロジ…
著:荒木 靖宏、大谷 晋平、小林 正人、酒徳 知明、高田 智己、瀧澤 与一、山本 教仁、吉羽 龍太郎 Amazon Web Services(AWS)についての本は珍しくないし、AWSのサイトにはWhite Paper類がたくさん掲載されている。どれから読めばいいのか戸惑うくらいである…
偶然が宇宙を支配するもっとも基本的な法則であることを教えてくれる科学の読み物。
著:石村 智 自動車も鉄道も高速道路も無い時代において、海路は今では想像できないくらい重要な役割を果たした。また、昔の日本の地形は埋め立てが進んだ現代とは大きく異なる。 本書は、地名やGPS衛星から撮影された画像などを手掛かりに古代の日本各地の…