密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

IoT,VR/AR/MR

BlockchainとVR/ARのトレンドが生み出す世界。「メタバースとWeb3」

著: 國光宏尚 (著) ITの世界で、Web3.0という言葉が流行っている。ブロックチェーンによって新たにもたらされる世界もしくはその将来の可能性についての技術を一言でまとめたものであり、NFT(Non-Fungible Token)の世界が有名。ただし、Web3.0にはNFTだけで…

VR for BUSINESS ─ 売り方、人の育て方、伝え方の常識が変わる(できるビジネス)

著:株式会社アマナVRチーム ちょっと前の本なので、Amazonの中古商品で安めに買った。Virtual Realityについての本。すべて白黒印刷なのが残念だが、VRゴーグルなどの写真は適時入っている。 VRに対する見方は、体験した人とそうでない人で大きく変わるとい…

バーチャルリアリティ(Virtual Reality)についてやさしくまじめに解説した本。「トコトンやさしいVRの本 (今日からモノ知りシリーズ)」

監修:廣瀬 通孝、編集:東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター VR(Virtual Reality)の本。初心者向けの入門書。テーマごとに見開きで、右ページが解説、左ページが図解という構成で、やさしく書かれてある。 現代のVR技術が開花するまでどのような…

教科書的な位置づけでよくまとまっているので、IoT全般について偏りなく学びたい人に最適。『IoT技術テキスト 基礎編 [MCPC IoTシステム技術検定基礎対応]公式ガイド 』

編:モバイルコンピューティング推進コンソーシアム、 監修:岡崎正一 「IoTシステム技術検定」というのがあり、その基礎編に対応したテキストである。特にその検定を受ける予定は無いのだが、この本は検定対策向けということで、結果として、IoT全般の技術…

一般的な話だけでなく、著者たちの経験に基づく話も盛り込んである。 『現場の活用事例でわかる IoTシステム開発テクニック』

著・監修:八子 知礼、著:杉山 恒司、米田 隆幸、竹之下 航洋、松浦 真弓、土本 寛子 著者は2016年が日本におけるIoT元年になったという。2015年にもいろいろな取り組みはあったが、多くの日本企業が取り組みを本格化させたのは2016年からであり、経産省と…

こういうガイドラインがあるということを知るには役に立つ。『企業リスクを避ける 押さえておくべきIoTセキュリティ~脅威・規制・技術を読み解く!~』

著:荻野 司、伊藤 公祐、小野寺 正、編:一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会 IoTのセキュリティについて書かれた168ページの本。セキュリティ技術的な専門書というよりは、IoTセキュリティ事故の事例や、いろいろなIoTに関するセキュリティ標…

この1冊でまるごとわかる 人工知能&IoTビジネス2018-19 (日経BPムック)

編:日経クロストレンド 今や、人工知能大ブーム時代である。IoTも、産業界ではかなり浸透した感がある。本書は、日本経済新聞系列の雑誌から、AIとIoTについてのトレンドを扱った記事を集めた本である。 薄いが、ムック本サイズでオールカラー。技術的に深…

ラズパイ(Raspberry Pi)を用いた実験室が特におすすめ。LTE, MQTT, 5G, Bluetooth, Arduino, Amazon Dashの解説も。『IoT 最強の指南書』

雑誌『日経Network』の過去記事から、IoTに関するものを選んで一冊にまとめたムック本。以下のような内容が扱われている。 「第1部 IoT通信の全体像を知る」では、LTE/無線LAN、LPWAといったプロトコルの基本解説、Arduinoなどの機器の技術の説明がある。 「…

俯瞰図から見える IoTで激変する日本型製造業ビジネスモデル

著:大野 治 今やたくさん出ているIoTに関する本。著者は長年、日立製作所に勤めていた人である。世の中にたくさん出ているIoTの本と比べた場合のこの本の特徴は、IoTに関する動向はもちろんいろいろ書かれているが、それだけではなく、良くも悪くも著者の豊…

収集→蓄積→整形→集約→分析→可視化→検証。IoTのビジネス的な特徴と概要をまとめた本。『IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書』

著:八子 知礼、杉山 恒司、竹之下 航洋、松浦 真弓、その他 今やたくさん出ているIoTについての本。複数の著者によって書かれていて、一部で著者の所属する会社のソリューションが強調されていたりするようなところはあるが、IoTに関する基本的な知識がバラ…

すべてわかるIoT大全2017(日経BPムック)

編:日経コンピュータ 日経の雑誌である、「日経コンピュータ」、「日経情報ストラテジー」、「ITpro」、「日経NETWORK」の中から、IoT関連の記事を抜き出して1冊にまとめられた本。セキュリティの部分については、「IoT大全2016」からスライドされている部…

60分でわかる! VRビジネス最前線 (60分でわかる! IT知識)

著:VRビジネス研究会 VR(Virtual Reality:仮想現実)とはどういうもので、どういう構成要素があって、どういうコンテンツがあるのか、やさしく紹介した本。「60分でわかる」とあるように、大変やさしく書かれており、特に前提条件はいらない。ページ数も160…

60分でわかる! IoTビジネス最前線 (60分でわかる! IT知識)

著:IoTビジネス研究会 IoTを易しく説明した本。多色刷りで、左ページが解説、右ページが写真や図表という構成になっている。厚さは159ページ足らずである。 IoTとはどういうものか。自動車のIoT。UBERやAirbnb。ウェアラブルデバイス。介護での活用。町工場…

すべてわかる IoT大全2018

編:日経コンピュータ IoTの本。2018年版である。5章構成だが、大きくは、事例やトレンドを具体例中心に紹介した部分と、基盤やセキュリティといった技術解説を中心とした部分の大きく分けて2つに分けられる。 おすすめなのは事例中心の部分。船舶IoT、農業…

IoTで激変するクルマの未来

著:桃田 健史 「コネクテッド・カー」には2つの領域があるという。まず、ITS(高度道路交通システム)に属するサービスで、具体的にはETC, VICS(交通情報), ACC(車間制御装置)などを指す。もうひとつは、インフォテーション(Inforamtion + Entertainment)…