密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

カラー印刷で紹介。全国のいろいろな路線バス。『全国路線バス大百科2018 (バスマガジンMOOK)』

監修:日本バス友の会

 

 日本全国の路線バスの会社を代表的なカラーリングを施したバスの写真とともに紹介した本である。写真中心の構成で、オールカラー。30 cm X 21 cmと、大きさがあるので、写真が見やすい。

 

 沖縄から北海道まで全国各地の179の路線バス会社がバスの写真とともに紹介されているが、路線車1708台・貸切車124台という「神奈川中央交通」のような規模の大きさのバス会社もあれば、路線車26台・貸切車5台という「金剛自動車」のような会社もあって、ひとくちに路線バスといっても実に様々であることがわかる。

 

 高速道路網の発達によって多様化している様々な高速バスを紹介しているページもある。今や、高速バスのライバルはLCCであるという。

 

 巻頭部分では、平成28年排ガス規制対策をクリアした三菱ふそう「エアロスター」、日野「ポンチョ」、いすゞ「エルガー」の3車種について、詳しく説明している。

 

 全体のページ数はそれほどあるわけではない。また、路線バス会社の紹介は写真は多いもののそれ以外の情報があまりない。ただ、全体的にカラー写真中心なので、わかりやすくてビジュアルに訴えてくる構成になっているのが良い。

 

ムック本、128ページ、講談社、2018/2/16

 

全国路線バス大百科2018 (バスマガジンMOOK)

全国路線バス大百科2018 (バスマガジンMOOK)

 

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