著:青木 冨貴子 終戦後に日本にやってきた米軍兵士と日本人女性の間に生まれた混血児達を支援する施設を立ち上げ奔走した澤田美喜の生涯をたどったノンフィクション。 三菱財閥の宗家である岩崎家の長女として生まれ、「この子が男だったら」と言われるくら…
著:みやた ひろし コンピューター環境の基盤を支えるネットワーク技術について解説した本。ネットワーク本はたくさんでているが、本書の特徴は、著者の現場での経験に基づいた書き方になっている点である。後々トラブルの種になりそうなところや、障害時の…
著:北山 晋吾 構成管理ツールであるAnsibleの利用方法についてまとめられた本。Ansibleとは何か。ChefやPuppetとの比較表。インベントリとプレイブックとプラグイン。YAMLの記述、Orchestration。クラウドとの連携。Dockerとの連携。Jenkinsとの連携。Conti…
著:綾小路 きみまろ メジャーデビューから15周年だという。綾小路きみまろの爆笑ライブを活字にしたものと、2本の対談をまとめて一冊の本にしたもの。ネタそのものが価値なので具体的な引用は控えるが、年配の夫婦をネタにしたものが多い。それなりに笑え…
著:押尾 一彦、 野原 茂 第2次世界大戦期を中心に、日本軍が鹵獲(ろかく)した連合軍の航空機の記録を紹介した本である。第1次世界大戦の参加で戦利品として獲得したドイツ軍の航空機、シベリア出兵で獲得したロシアの飛行機もある。日中戦争とノモンハ…
著:富原 道晴 現在は城ブームだが、城郭含め江戸時代の姿がそのまま残っている例は多くない。しかも、かつて全国の城がどのような姿であったのか、きちんとまとめて残されている資料も意外に少ないそうだ。もっとも重要とされるのは、各藩から提出された絵…
著:カワセケイコ 陰陽師の弟子になったOLが、ペルー、バリ、インド、アメリカ、イギリスといった各国のスピリチャルな人たちに会いに行き、日本でもアイヌや南の島のシャーマンに会いに行った経験を綴った本。 文章もマンガもいろんな意味で「普通のOL」感…
著:コンパッソ税理士法人 病院ではいろいろな人が働いている。医師や看護婦だけではない。薬剤師、臨床検査技師、放射線技師、理学療法士、管理栄養士、事務系職員、ソーシャルワーカー、保育士、介護福祉士、院内SE。総合病院にもなると診療科はたくさんあ…
著:大江 英樹、著:井戸 美枝 日本人の平均寿命は延び続けてきた。もちろん「平均」なのでそれより短い人もいるが、それより長い人もたくさんいる。今や90歳以上まで生きることは珍しくもなんともない。そう考えると定年後は実に長い。この本は、元は証券会…
著:重森 千靑、写真:中田 昭 京都の日本庭園を紹介した本。三千院、竜安寺、正伝寺、天龍寺といった、古くからある庭園だけでなく、梅小路公園のように平成になって作られた庭園も紹介されている。前半はカラー写真中心で、後半は文章中心の白黒印刷になっ…
著:更科 功 「つい私たちは、進化において、『優れたものが勝ち残る』と思ってしまう。でも、実際はそうではなくて、進化では『子供を多く残した方が生き残る』のである。『優れたものが勝ち残る』ケースはただ1つだけだ。『優れて』いたせいで『子供を多…
著:浦島 匡、著:並木 美砂子、著:福田 健二 哺乳類と乳の関係について説明した本。乳製品や乳酸菌についてもページが割かれている。タイトルだけ見ると一瞬余計な期待をしてしまいそうになるかもしれないが、一般向けに極めてまじめに書かれた本である。…
著:奈良 貴史 全ての哺乳類の中で、ヒトは飛びぬけて難産である。遺伝的に近いサルやゴリラやチンパンジーでも、このように難産ではない。本書は、その理由を、生物学的に探り、同時に文化的な側面からヒトの出産の歴史や風習について軽く紹介している本で…
著:篠田 謙一 「DNAの物語る歴史は、個人が持つDNAに刻まれた人類の歩みを手がかりに話が組み立てられていますから、必然的に私たち人類すべてが歩んできた道、日本人すべての成り立ちの物語となるのです」。 現在、日本人と呼ばれるわれわれの祖先がたどっ…
編集:篠田 謙一 「サイエンス・アメリカ」をベースにした科学雑誌「日経サイエンス」から、人類の進化に関する記事を集め、4章に分けて編集されたものである。 今、地球上には人類は私たち現生人類(ホモ・サピエンス)しか存在していないが、かつてはそう…