密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

Ansible実践ガイド

著:北山 晋吾

 

 構成管理ツールであるAnsibleの利用方法についてまとめられた本。Ansibleとは何か。ChefやPuppetとの比較表。インベントリとプレイブックとプラグインYAMLの記述、Orchestration。クラウドとの連携。Dockerとの連携。Jenkinsとの連携。Continuous Integrationの考え方とAnsibleといったような内容になっている。

 基本的な部分はコードレベルの説明もしくはコマンドレベルの説明が丁寧に行われている。あくまでもこの本が書かれた時点のものであるが、Pythonを始めとするいろいろなversionとの兼ね合いについても留意して書かれている。Ansibleの習得用としてはとても良い本だと思われる。

 

目次
第1章 Ansibleの概要
第2章 Ansibleの基礎
第3章 プレイブックとインベントリ
第4章 アプリケーションデプロイメント - Orchestration
第5章 システムの構成管理 - Configuration Management
第6章 ブートストラッピング - Bootstrap
第7章 Infrastructure as Codeの実践

 

単行本、352ページ、インプレス、2016/12/15

 

Ansible実践ガイド (impress top gear)

Ansible実践ガイド (impress top gear)