著:Beretta
ココアシガレット(オリオン)、森永ミルクキャラメル(森永製菓)、さくらんぼ餅(共親製菓)、棒きなこ当(どりこ飴本舗西島製菓)、アポロ(明治)、あんずボー(港常)、ポップキャンディ(不二家)、タマゴボーロ(岩本製菓)、ザ・かたぬき(ハシモト)、梅しば(村岡食品工業)、ゴールドチョコレート(福助製菓)、粉末ジュース(松山製菓)、サクマ式ドロップス(佐久間製菓)、他。
なつかしさ漂う駄菓子の本。実際にひとつひとつの駄菓子の製造工場を取材して、内部の写真も撮影している。工場の担当者が微笑んでいる写真もある。オールカラー。
都こんぶ(中野物産)は、ひと箱作るのに、1週間かけているという。いちごミルクキャンディー(アメハマ製菓)は水分を5%以下にすることでサクサク感を出している。
継続的な商品改良を重ねている商品もある。ジャンボネオンゼリー(ヤマヨ製菓)は、果汁を徐々に増やし、現在は20%にしているという。ガリガリ君(赤城乳業)はこれまで発売されたフレーバーが100種類を超える。
ひとつひとつの解説はそれほど細かいものではない。また、後半ではモデルの女性が駄菓子を持っている写真が収められているが、あまり意味はないような気がする。
単行本、248ページ、雷鳥社、2018/4/13