密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

英語でプレゼンをするコツ、準備、心構え、そして使える表現。さらにCD付き。ズバリ「プレゼンの英語」

著:有元 美津世 

 

 タイトル通りの本。CDが2枚付いている。「実践で役立つ表現1500」とあるように、英語のプレゼンに使える表現が豊富に掲載されていて、英語のプレゼンをやらなければならなくて何か本を探している人には、選択肢のひとつになる内容である。

 プレゼンの流れやQ&Aの進め方についても載っている。実践表現や使える表現集もある。簡単だが、以下のような、効果的にプレゼンを進めるためのコツも書かれている。

 

「英語の発音は日本的でもいいので、単語や文章に抑揚がつくだけで理解しやすくなります」

 

「自信がなくても自信ありげに演出することが必要です。話し手が自信を持って話せない内容など、誰も聞きたくないのですから」

 

 基本的に、学術発表などよりも、一般のビジネスマン向きの内容である。また、プレゼンのしゃべりのための本であって、スライド例はあまり役にたつものではない。個人的には役に立った。

 

単行本、221ページ、ジャパンタイムズ、2011/4/22

 

プレゼンの英語

プレゼンの英語

  • 作者: 有元美津世
  • 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
  • 発売日: 2011/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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