密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

本当に60分で足りる。『60分でわかる! ディープラーニング 最前線』

著:ディープラーニング研究会、監修:関根 嵩之

 

 本当に60分あれば足りる薄い本である。ディープラーニングについて書かれている。テーマごとに、見開きで、左ページが解説、右ページが図やグラフ。オールカラーで、とてもわかりやすく書かれている。

 

 ディープラーニングとは何か。Alpha Go、Siri、Google翻訳、りんな。自動運転。GPU、TPU。回帰、分類、ランキング学習、Seq2Seq。言語。人材。フレームワーク。RPAと人工知能。医療への応用。遅れる日本。説明責任。シンギュラリティ。

 

 内容は的確かつ妥当で、とてもやさしく書かれているし、読む負担は少ない。みんながみんな専門書を読む必要があるわけではない。ディープラーニングという言葉は一般社会にも浸透してきており、こういう本はこういう本で重要である。

 

単行本、160ページ、技術評論社、2018/11/20

60分でわかる! ディープラーニング 最前線

60分でわかる! ディープラーニング 最前線

  • 作者: ディープラーニング研究会,関根嵩之(株式会社リクルート)
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)