密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考えており、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

半導体と電池の日本企業。JR北海道の闇。「週刊東洋経済 2018年6/30号」

 ビッグデータとEVで盛り上がる半導体と電池関連企業の特集。以下のような分野があり、それぞれ代表的な日本企業とその世界シェアが記載されている。

 

半導体関連の主な日本企業

 

電池関連の主な日本企業

 

 よく言われるように、日本企業は素材に強みがある。一方、完成品については、中国・韓国・台湾・アメリカ企業が強い。国内産業育成保護を背景に大きな市場を押さえている中国企業の台頭がとくに目立つ。電池のCATLの躍進はその象徴である。リチウム・ニッケル・コバルトの資源争奪戦、EV市場を左右する補助金や規制の問題も取り上げられている。リチウムイオン電池の基礎技術の産みの親である吉野彰氏のインタビューもある。

 

 それ以外の記事では、経営への組合関与を許したJR北海道の問題がスクープとして取り上げられている。JR北海道は特に経営が厳しく、2016年に10路線13区間を単独では維持が困難な路線として発表し、上下分離方式などの公的支援を求めている。他には、米朝非核化合意と北朝鮮経済の状況、トルコ・アルゼンチンなどの新興国通貨安などが取り上げられている。

 

雑誌、東洋経済新報社 、128ページ、2018/6/25 

週刊東洋経済 2018年6/30号 [雑誌]

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