密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2018-02-24から1日間の記事一覧

セレブ・インタビューズ2【CNNライブCD+新書判テキスト】 (100万語[聴破] CDシリーズ12)

編:CNN English Express CNNのレポーターが、セレブにインタビューした記事を集めてあります。CD付き。バーの喫煙マナーに怒るマライア・キャリー。意外にユーモアのあるアル・パチーノ。ハリー・ポッター撮影時のキスシーンはどうだった?と質問されるダニ…

とにかく散歩いたしましょう

著:小川 洋子 この人の文章は、上手い。女流小説家が新聞に4年近くかけて連載したエッセイを一冊にまとめたもの。 連載をまとめたものだからだろうが、どれも4ページ程度の読みきりとなっている。少しほろっとさせたり、笑わせたり。最後に見事な落ちがある…

企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり

著:浦島茂世 北は北海道の「モエレ沼公園」「北海道立近代美術館」から、南は奄美大島の「川村一村記念美術館」まで、日本全国の美術館・博物館を紹介した本。合計102館。オールカラーで、それぞれの美術館およびそこに収蔵されている主要作品の写真が共に…

東京のちいさな美術館めぐり

著:浦島茂世 ちいさめなものを中心に東京の美術館を紹介した本です。有名なものもありますし、そうでないものもあります。「五島美術館」は庭も合わせて6000坪あるし、「三菱一号館」も中は結構広いので、果たして、「ちいさな美術館」といえるかどうか。で…

写真で見る 日めくり日米開戦・終戦

著:石山 永一郎、沼田 清 太平洋戦争についての本は無数にあるが、この本は戦争の過程部分は要約のみとし、開戦に至った経緯(1941年7月28日~1941年12月8日)と終戦前後の期間(1945年7月16日~1945年9月15日)に集中して書かれてある点に特徴がある。まと…

本土決戦―陸海軍、徹底抗戦への準備と“日本敗戦”の真実 (歴史群像 太平洋戦史シリーズ Vol. 60)

編:歴史群像編集部 「歴史群像」の記事から集めて編纂してある。本書は兵器や戦略や人はもちろんだが、それだけでなく、国内・国外のいろいろな政治的な背景や駆け引き、当時の日本の生産力や補給の状況、原爆投下を含む米軍の爆撃戦略の詳細などが複数の研…

日本まんじゅう紀行

著:弟子 吉治郎 全国のまんじゅうの逸品を紹介した本。ただし、まんじゅうの定義はこの本ではあまり厳密ではなく、どら焼きや羊羹なども含まれている。著者は米原のまんじゅう屋の出身なのだという。後半にはエッセイもいくつか掲載されている。いくつかの…

図説 イスラム教の歴史 (ふくろうの本)

著:菊地達也、大渕久志、矢口直英、平野貴大、相樂悠太、堀井聡江、西野正巳 この本の「はじめに」に書かれているように、イスラム教は世俗に屈して形式や精神だけが中心になってしまった宗教ではない。今なお状況に応じて変化して「生き続けている」宗教で…

「美女と野獣」の野獣になる方法

著:水野 敬也 どうしても気になって仕方ない本だったので、読みました。時々ちょっとムッとするくらい、なれなれしい文体です。でも、大げさな表現でユーモアを効かせてあって、かなり笑える。で、ふざけているようで、結構マジです。「うわっつらKindness…

廃駅。

著:笹田 昌宏 廃駅を紹介した本。写真が豊富。なんでもかんでも、というのではななく、以下の8つのカテゴリーに分けて選ばれた100の駅を紹介している。 1.枯れ具合がたまらない「廃駅」13駅2.駅舎が素晴らしい「廃駅」12駅3.ロケーションが素晴ら…