密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2018-03-21から1日間の記事一覧

図説 尻叩きの文化史

著:ジャン・フェクサス、訳:大塚宏子 つくづく、世の中にはいろんな本があるものだと思う。なんと、「尻たたき」の歴史である。しかも、「図説」。全編白黒なのが残念であるものの、様々な尻叩きの絵がたくさん掲載されている。著者はフランスの弁護士。 …

もっと知りたいルネ・ラリック 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

著:鈴木 潔 アール・ヌーボからアール・デコの時代に活躍したフランスの工芸家、ルネ・ラリック(1860-1945)についての初心者向けの解説本。オールカラーで、印刷は良好。本書では、まず、造形面での特徴として、以下の4つを挙げている。1. 不自然さを感…

海藻王国―海の幸「海菜」をベースとした日本独自の食文化を味わう (農と食の王国シリーズ)

編集:エコハ出版、著:鈴木 克也 海藻についての本。厳密な専門書というよりも、昆布、のり、てんぐさ、ワカメ、ひじき、モズクといったものを取り上げて簡単に紹介しながら、その産業に従事する関係者のインタビューを加えたものである。 日本は島国であり…