密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考えており、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

やさしい配色の教科書[改訂版]

著:柘植 ヒロポン

 

 配色の本。2018年の改訂版である。色の世界は、三属性と呼ぶ以下の3つの要素の組み合わせで成り立っているという。

・色味の違い(色相)

・色の明るさ(明度)

・色の鮮やかさ(彩度)

 

 色相は基準となる色(キーカラー)を中心に、類似色でまとまりのある構成にするか、反対色で人目を引き付ける、といった組み合わせの工夫がある。また、暖色(赤や黄)と寒色(青紫や青緑)と中性色(緑や紫)の大きく3つの区分がある。

 明度は、色の明るさや暗さを表す。明度を高くするとやさしく柔らかい印象に、低くすると硬く重い印象になる。タイトルと背景に明度差をつけて目立たせることもある。

 彩度は、鮮やかさと鈍さを表す。彩度を焼かくすると派手に、彩度を低くすると地味で落ち着ついた印象になる。

 

 暖かい色と冷たい色。明度を利用した柔らかい色と硬い色。大きく見える膨張色と小さく見える収縮色。

 同じような色相にしてトーンで変化をつけるドミナントカラー配色。同じような色で配色して明度差を大きくした「トーン・オン・トーン」と「トーン・イン・トーン」。

 ほとんど同じに見える色の組み合わせを利用した「カマイユ配色」。段階的に色を変化させる「グラデーション配色」。男性を表現しやすい配色、女性を表現しやすい配色、ポップを表現しやすい配色、クラシックを表現しやすい配色、信頼感を表現しやすい青を中心とした配色。見やすい色、文字が区別しやすい色、おいしそうに見える色。

 

 配色の本なので、当然のようにオールカラー。テーマごとに例が載っているので、配色の特徴が分かりやすく、わかりやすい。説明も、ポイントをハイライトしてあって、読む負担が小さい。

 

単行本、144ページ、エムディエヌコーポレーション、2018/6/22

 

やさしい配色の教科書[改訂版]

やさしい配色の教科書[改訂版]

  • 作者: 柘植ヒロポン
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2018/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)