密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

2018-07-30から1日間の記事一覧

発展途上国の中で見えてくる。主流派の経済システムの矛盾や問題を新自由主義的に解決しているもうひとつの資本主義。『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 』

著:小川 さやか 「目標や職業的アイデンティティを持たず、浮遊・漂流する人生はわたしたちには生きにくいものにみえるが、タンザニアの人々はこうした生き方がもたらす特有の豊かさについて語る。それは、職を転々として得た経験(知)と困難な状況を生き…

森絵都の見事な傑作。『カラフル 』

著:森絵都 「人は自分でも気づかないところで、だれかを救ったり苦しめたりしている。この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはいつも迷ってる。どれがほんとの色だかわからなくて。どれが自分の色だかわからなくて」。 なんとも唐突な始まりだ。 死んだ…