密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

やさしい基本表現を、ぱっと口から出るようにする。「CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)」

著:スティーブ ソレイシィ、ロビン ソレイシィ

 

 「英会話ペラペラビジネス100」が良かったので、本書も買ってみました。..,again? I wish..., Good luck は重なってます。レベルとしては、英検4級の人でもできると思われる教材です。

 
 「英会話ペラペラビジネス100」も本書も、表現を厳選して各レッスンでの学習のポイントを明確にすると同時に、何よりその表現を覚えることがなぜ大切なのかを Native Speaker の実用的な視点からわかりやすく解説してくれている。このため、ひとつひとつ納得して学習を進められる。この納得感というのは経験上、学習を継続する上で大切なことだ。なるほどと思うことは頭に残りやすいのである。また、ひとつ納得すると次のページはどうなっているのかという関心が生まれて、先に進む意欲にもつながる。

 何年か前に出会っていれば、もうちょっと効率よく勉強できていたかもしれない。ただ、ちょっと自分には易しすぎた。全ての練習問題含め、あっという間に終わってしまった。でも、たとえば、Is that OK?/Is it OK? の違いをあまり意識したことは無かったし、これはこれで勉強になった。

 経験上、この本に出ているような表現のほとんどは、知っているとかわかっているとかではなく、とっさに口に出るようになっているべきである。かなりやしい教材だが、ごくごく基本的な表現を、きっちり使えるようにするために役立つ教材である。

 

単行本、239ページ、アルク、2000/4/10

CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

  • 作者: スティーブソレイシィ,ロビンソレイシィ
  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2000/04/10
  • メディア: 単行本
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