密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2018-04-28から1日間の記事一覧

アメリカの高校生が英単語を楽しく覚えるための洋書です。本場のテキストですが、絵が面白く、ギャグっていて、例文も面白い。『Vocabulary Cartoons: SAT Word Power』

著:Sam Burchers、著:Bryan Burchers 洋書。英単語を覚えるための本です。SAT受験レベル。英単語を覚えるのは、アメリカの高校生たちによっても苦痛で大変なもののようです。そのため、この本は、以下の強力な3点セットを準備してくれています。・ギャグ…

世界で一番美しい駅舎

世界の駅の写真を集めたものです。目を見張るような、荘厳な駅、美しい駅、近未来的な駅、伝統的建造物の駅、個性的な駅が次々と登場します。・国王レオポルド2世が10年かけて作らせた国の重要記念物になっている大聖堂のようなアントワープ中央駅(ベルギー…

「日本統治下の朝鮮 - 統計と実証研究は何を語るか」について

著:木村 光彦 大日本帝国の一部だった頃の朝鮮半島の経済について、朝鮮併合から日本の敗戦による統治の終了まで、さまざまなデータを駆使して説明した本。日本が去った後に、南北朝鮮がその遺産をどのように生かしたかについても書かれてある。 韓国や北朝…

もっと知りたいミケランジェロ: 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

著:池上 英洋 存命中から「神のごとき」という形容詞付きで語られていたという。ルネッサンス期の巨匠中の巨匠であるミケランジェロ・ブオナローティ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simon, 1476-1564)の作品と生涯を紹介した本。ムック本サイズでオ…

ミケランジェロ

著:木下 長宏 「学問的な分析はその精細な調査にまなぶことは多く、尊敬するが、いつのまにか、ミケランジェロを『学問』という枠の中に閉じ込めてしまっている。ミケランジェロは、いつもそういう枠からはみ出ようとしている、一つ一つの作品と向かい合っ…

神のごときミケランジェロ

著:池上 英洋 「お金持ちにはなった、でもいつも貧しく生きてきた」(コンディヴィの残したミケランジェロの言葉)。「私にはとんでもない妻がいる。芸術というやつで、いつも私を苦しめる」(ヴァザリー「列伝」より)。 西洋美術史の巨星、ミケランジェロ…

圧倒的な物量の米軍を前に知恵と勇気で大奮戦し、硫黄島の戦いなどのモデルにもなった守備隊の戦術とは?「ペリリュー島玉砕戦―南海の小島七十日の血戦」

著:舩坂 弘 もう何年も前になるが、たまたま、靖国神社の就遊館で、ぺリリュー島の戦いについての特別展をやっていたのを見た。それからずっと心に引っかかっていたので、本書を探して読んだ。 日本軍は失敗から学ばない軍隊だといわれることがあるが、それ…