密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2018-01-21から1日間の記事一覧

放送席からみたサッカー日本代表の進化論

著:山本浩 元NHKスポーツアナウンサーの山本氏が、サッカー日本代表の歩みについて振り返った本。日本のサッカーが本格的にプロ化する前の日本リーグ時代についても多くのページが割かれている。ドーハの悲劇のこと。日本の初めてのワールドカップ出場。ト…

スポーツアナウンサー――実況の真髄

著:山本 浩 「スポーツは、勝利を目指してエネルギーを動きに転嫁する行動の連続だ。実況の基本中の基本は、エネルギーのベクトルの変わる瞬間に、ベクトルの起点にことばでピンを打ち続けるところにある」。(本書より) 本書の著者の山本浩アナウンサーの…

銀行はこれからどうなるのか

著:泉田 良輔 FinTechが注目を浴びる中で、銀行業界が今後どのようになっていくのか、著者の意見をまとめた本。今後の銀行の姿を、「モバイル型」「プライベートバンク型」「投資銀行型」「クラウド型」の4つに分けて、各銀行は4つのいずれかもしくはこのす…

ドキュメント 金融庁vs.地銀 生き残る銀行はどこか

著:読売新聞東京本社経済部 森信親長官になってから、金融庁は方針を大きく変更している。バブル崩壊後に厳しい監査を行うことで金融機関の健全性を要求してきた方針から、顧客資産形成への努力や銀行に対する地元企業の成長への貢献とそのための事業の目利…

捨てられる銀行

著:橋本 卓典 バブル崩壊以来、金融庁の銀行への指導方針は、自己資本比率や不良債権比率で計る銀行経営の健全性だった。それは銀行資本の健全性という結果を生んだ一方で、大きな弊害もたらした。担保をとって長期貸付を行うだけでよいという形が主流とな…

今すぐ始める! 仮想通貨価格上昇財テク術

ビットコインをはじめとする仮想通貨投資入門の本。オールカラーでムック本サイズ。初心者レベルも想定してやさしく書かれている。「3分でわかる暗号通貨入門」「大きく稼ぐには先行者利益を狙え」「暗号通貨で億資産構築計画」「紹介するだけで報酬が手に…

ブロックチェーンの衝撃

著:ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会 、監修:馬渕邦美 ブロックチェーンの本。経済学者、ビットコイン業者、法律家、ブロックチェーンのスタートアップ、他、個性に富んだ15人専門家の解説や意見を一冊まとめた形になっている。…

仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない

著:野口 悠紀雄 ビットコインをはじめとするブロックチェーン技術が、金融や社会にもたらす影響について述べたものである。2014年出版であり、イノベーション分野の進歩のスピードからみて、すでにあちこち古い。ただし、日本におけるブロックチェーンブー…

ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術

著:アンドレアス・M・アントノプロス訳:今井 崇也、鳩貝 淳一郎 既に内容は古くなっているが、ビットコインを支える技術について詳細に解説した本。ブロックチェーンが将来どのように世界を変えるかといったような説を展開しているものではなく、あくまで…

ブロックチェーン 仕組みと理論 サンプルで学ぶFinTechのコア技術

著:赤羽喜治、愛敬真生 ブロックチェーンの本。金融に精通した専門家がブロックチェーンの可能性と将来について語っているというものではなく、より具体的なレベルで技術や利用方法の研究をしている人たちが書いた本になっている。内容的にはすでに、ちょっ…

FinTechの衝撃

著:城田 真琴 FinTechについて解説した本である。今や、FinTechの本はいくつも出版されているが、それらの紹介本に必ず登場する海外を中心としたユニークなサービス事例紹介については、件数はあまり多いとは言えないものの、その分ひとつひとつ丁寧に説明…

人工知能が金融を支配する日

著:櫻井 豊 主に資産運用業務を中心に人口知能が及ぼす影響について述べたものである。著者は旧東京銀行入行以来、金融市場におけるトレーディングや資産運用にかかわってきた経験を持つ。 アルゴリズムトレーディングは今や株式市場では当たり前のものにな…

温泉手帳 増補改訂版

著:松田 忠徳 タイトルは地味で小ぶりだが、とても中身の充実した本である。「泉質分類」「泉質別温泉案内」「温泉を愉しむ」の大きく3章で構成され、温泉に関するこだわり情報がぎっしり。 1章は基本知識、2章はガイド、3章は温泉にまつわる歴史的なの読…

間違いだらけ! 日本人のストレッチ - 大切なのは体の柔軟性ではなくて「自由度」です

著:森本 貴義 体が柔らかいからいいとは限らない、大切なのは自分の体を意のままに操作できる自由度であり、心と体の一つ一つの経緯と向かい合いながらゴールを決めてストレッチを行うべき、と説いている本。 呼吸に意識を置いて、きちんと鼻から据えている…