密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

キットが無料配布されているビジネスモデル図解が素晴らしい。「ビジネスモデル2.0図鑑」

著:近藤 哲朗

 

 ヒト、モノ、カネ、情報の4つの経営資源を軸に、近年のユニークなビジネスモデルを100個選んで、どういうところが斬新なのかを解説している本。特に、以下のような形で表現されているビジネスモデルの図解が非常に優れている。

 7ステップ

 取り上げられているのは、次のようなものである。一流シェフの料理を低価格で楽しめる「俺のフレンチ」。地域密着型コンビニの「セイコマート」。結果にコミットする「ライザップ」。保険の余剰金を寄付できる「Lemonade」。資金繰りで困ったを解決する「Fundbox」。簡単に割り勘ができるキャッシュレスアプリ「paymo」。クラウドファンディングの「クラウドクレジット」。オフィス内コンビニ「プチローソン」。無人コンビニの「Amazon GO」。コマツのIoTビジネス「KOMTRAX」。授業動画配信サービス「スタディサプリ」。全部で100あるが、それぞれ複数ページを使って、すべてビジネスモデルの図解が入っている。

 

 著者は、社会性(Social)、創造性(Creative)、経済合理性(Business)の3つの要素が重なる領域のビジネスがこれから生き残るビジネスモデルだとする。

 

 本書のもっとも特徴といえるビジネスモデル図解ツールキットは、ネット上で無料配布されている。紹介されているビジネスモデルそのものよりも、このキットと図解のアイディアが素晴らしい。

 

単行本、256ページ、KADOKAWA、2018/9/29

ビジネスモデル2.0図鑑

ビジネスモデル2.0図鑑

  • 作者:近藤 哲朗
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/09/29
  • メディア: 単行本