密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

TECHビジネス大全 (日経BPムック)

編集:日経 xTECH

 

 フードTech、ファッションTech、リテールTech、FinTech、物流Tech、生産Tech、農業Tech、畜産Tech、水産Tech、インフラ・建設Tech、教育Tech、インシュアTech、医療Tech、スポーツTech、交通Tech。こういった、なんとかTechの事例をたくさん集めて、一冊の本にしたもの。ムック本サイズ。

 

 ネタはすべてITの雑誌である「日経コンピュータ」に掲載されたものである。ただ、2017年後半からの記事なので、それほど古くない。また、すべてオールカラーで、写真や図解が多い。

 関係者のインタビューも適時入っていて、国土交通大臣、クボタ社長、富国生命保険社長、横浜DeNAベイスターズ監督、日本交通会長などが登場する。「日本列島AI改造論」というものもある。

 

 ひとつひとつが雑誌の記事として取材され編集されたもので、読みやすくわかりやすい。どれも読み切りの記事なので、ベタで全部読む必要があるわけでなく、関心のある記事だけあるいは仕事に関係しそうなところだけ読んでもいい。

 

 イノベーションを創出しようとするなら、事例はそれなりに重要だ。そのまま使うということでなくても、新しいアイディアや企画を考えるときに、他社や他の事業体での取り組みは参考にはなる。また、こういう取り組みがありますよという事例は、場合によっては社内やお客様への説得材料にも使える。

 

 本書で取り上げられている事例はほぼすべてが日本国内のものである。xxxxTechブームが起きた時には、事例は海外のものが多かったが、それから数年経ち、日本でもデジタルトランスフォーメーションの考えが浸透してきたことがページを開きながら改めて実感した。

 

ムック、332ページ、日経BP、2019/4/17

TECHビジネス大全 (日経BPムック)

TECHビジネス大全 (日経BPムック)

  • 作者: 日経 xTECH
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: ムック