密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

この1冊でまるごとわかる 人工知能&IoTビジネス2018-19 (日経BPムック)

編:日経クロストレンド

 

 今や、人工知能大ブーム時代である。IoTも、産業界ではかなり浸透した感がある。本書は、日本経済新聞系列の雑誌から、AIとIoTについてのトレンドを扱った記事を集めた本である。

 

 薄いが、ムック本サイズでオールカラー。技術的に深いことは書かれておらず、一般のビジネスマン向けの内容である。たいした基礎知識はいらない。

 

 最初は、3人の著名人のインタビューが載っているが、有名なレイ・カーツワイルのインタビューは、分量があまりに少なく、がっかりした。

 

 キーワード解説は、それぞれ参考となる本のおすすめと宣伝を兼ねている感じである。IoT, MaaS, マルチクラウド, VR, 自動運転, FinTech,リテールテックといったものが取り上げられている。

 

 ケーススタディでは、スシロー、小田急、アリババ、いろいろなビッグデータ事例、AI人材育成について、というようなことが載っている。

 

 最後の方では、顧客との関係を変えるデジタル戦略という論説がある。今後、様々な資源を仮想化の対象とした市場が次々と生まれる、というのは印象に残った。UberやAirbnbなどはそういういうタイプのビジネスだといえる。

 

これだけで何かを勉強する用途としては不向きである。あくまでもトレンドをざっと確認する用として割り切れば、全体としては、まあまあ、という内容である。

 

ムック、132ページ、日経BP社、2018/6/14

この1冊でまるごとわかる 人工知能&IoTビジネス2018-19 (日経BPムック)

この1冊でまるごとわかる 人工知能&IoTビジネス2018-19 (日経BPムック)

  • 作者: 日経クロストレンド
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2018/06/14
  • メディア: ムック