密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

よろこびの歌

著:宮下 奈都

 

連絡短編集。他の学校の音楽科の受験に失敗して私立明泉女子高等学校に進学した御木元玲。うどん屋を経営する両親と千夏。16歳にして余生を語る早希。不思議な能力を持つ史香。佳子。ひかり。ボーズや浅原先生。そして。。。

細やかな心理描写。それぞれの悩みや挫折感やコンプレックスを内に秘めている生徒達。音楽を中心として、生じてゆく変化と成長。名作というようなものではないが、鮮やかに青春を歌い上げ、読んでいてすがすがしい気持ちになれる、そんな短編集だった。

 

文庫、272ページ、実業之日本社、2012/10/5

よろこびの歌 (実業之日本社文庫)

よろこびの歌 (実業之日本社文庫)

  • 作者: 宮下奈都
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2012/10/05
  • メディア: 文庫
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