密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考えており、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

日本人が、ついうっかりやってしまう。『外国人がムッとするヤバイしぐさ』

著:ジャニカ・サウスウィック、晴山 陽一

 

特にアメリカ人相手を念頭に、日本人同士だと常識ではあるが、外国人相手ではやらない方がいいしぐさや、言わない方がいいことを書いた本。見開きで左ページは絵なので、分量は少なく、あっさり読める。著者は米国出身で日本に長年住んでいる女性。「ここが変だよ日本人」というテレビ番組にも出ていたことがあるという。以下のようなことが載っている。

人前で鼻をすすらない
OKサインはだめ
ノックは「トントン」ではなく、強く「トントントン」
子供の頭をなでてはいけない
声をかけずに人前を横切ってはいけない
約束の時間の前に来るのは迷惑
写真を撮るときのピースサインはしない方がいい
わからないときに首をかしげても伝わらない
食べ物を食べるときにすする音を出さない
食器は置いたまま食べる
人前で酔っ払わない
英語を話すときに小さな声にならないように注意する
一緒にいるときに、ばったり会った友人を紹介しない
外国人は髪やファッションよりも歯の美しさを重視する
乾杯するときに、グラスをカチンと合わせる、他

握手の仕方についても書いてあるが、確かに、外国人は、相手の目を見ながら強く握る。この辺は何回かやれば慣れる。ただ、そういわれても難しいよねえ、と思うこともある。本書の通りだとするなら、ニコニコしすぎてもいけないし、かといって表情が乏しいのもよくないし、大きな声で抑揚をつけて喋る必要があるし、「キュート」を使いすぎなのでもっといろんな表現で相手を褒めなければいけないし、謙虚なのもいけない。つまり、言葉の問題はとりあえず脇に置くとしても、普通の日本人はこれらをずーっとやると、かなり疲れる筈だ。わかっていても、ついやってしまいそうなことも書かれている。ただ、幸い本書は、危険レベルから注意レベルまで段階で分けてあるので、まずは、相手に失礼にならないところから、順にマスターしていきたい。

 

新書、192ページ、青春出版社、2016/11/19

 

外国人がムッとするヤバイしぐさ (青春新書プレイブックス)

外国人がムッとするヤバイしぐさ (青春新書プレイブックス)

  • 作者: ジャニカ・サウスウィック,晴山陽一
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2016/11/19
  • メディア: 新書