密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

こんなにたくさんある!おいしいチーズの世界。「世界のチーズ図鑑」

監修:NPO法人 チーズプロフェッショナル協会

 

 世界のチーズを紹介した本です。種類や作り方や歴史の話もありますが、中心になっているのはあくまでも世界各地のいろいろなチーズであり、224ページ中23~183ページを占めています。

 紹介されているチーズは全部で181種類。すべて、カラー写真とデータとそれぞれの説明文がついています。チーズの生産量はアメリカが1位で、ドイツが2位だということですが、本書に乗っている中で圧倒的多いのはフランス産のチーズで、それも地域別に分類して紹介されています。A.O.C認定されているものは現在45種類あるとか。それにしても、いろいろなチーズがあります。そして、おいしそうです。

 牛乳の固形部分中心に発酵させているのですから考えてみれば当然ですが、チーズの栄養価は牛乳の約10倍、つまり20gのチーズで200mlの牛乳と同程度の栄養が摂れるそうです。確かに、添付されている成分表を見ると、種類によってばらつきはありますが、おおむねそんな感じです。チェダーやゴーダであれば30gで大人1人が1日に必要とするカルシウムを満たせるということです。

 

単行本、224ページ、マイナビ、2015/9/26

 

世界のチーズ図鑑

世界のチーズ図鑑

  • 作者: NPO法人チーズプロフェッショナル協会
  • 出版社/メーカー: マイナビ
  • 発売日: 2015/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)