密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

Linuxシステム[実践]入門 (Software Design plus)

著:沓名 亮典

 

 Linuxのおさらい用に本屋で買って、ざっと読んだ。手に取ってぱらぱら見た時には、とても読みやすそうに思たからだ。

 実際、Linuxの基礎知識、シェルとシェルスクリプトカーネル、標準入力・標準出力・標準エラー出力ファイルシステム、ユーザとグループ、ネットワーク設定、Apache、syslog、cron、anacron、SSH、PAM、LDAPの基本がよく整理されており、概念とある程度のコマンドレベルのことがよくわかるように書かれている。

 ただ、入門書なので基本的なところはそう大きくは変わらないとはいえ、ちょっと古い本である。また、CentOSDebianUbuntuと複数のLinuxディストリビューションの話が混在しているので、それが便利でもあると同時に気を付けてよまなければならないところでもある。

 全体的には、入門レベルの知識のおさらい目的としては、ある程度役に立った。

 

単行本、416ページ、技術評論社、2013/7/3

 

 

Linuxシステム[実践]入門 (Software Design plus)

Linuxシステム[実践]入門 (Software Design plus)