密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

日本人の9割が知らない英語の常識181

著:キャサリン・A. クラフト、訳:里中哲彦

 

「日本人が間違える英語表現100」の続編である。こういう日本人がよくやる間違いをベースにした英語の本は時々出ていて、何冊か読んでいるが、それでもやっぱり勉強になる。いくつか例を挙げてみる。

 

×:No more Hiroshima!

〇:No more Hiroshimas!

 

×:Are you a morning-type person?

〇:Are you a morning person?

 

×:My right knee has a pain.

〇:My right knee hurts.

 

×:By the time we get to Odawara, Karen will be sleeping.

〇:Until (the time) we get to Odawara, Karen will be sleeping.

 

×:How was your travel?

〇:How was your trip?

 

×:Do you recycle pet bottles?

〇:Do you recycle plastic bottles?

 

?:Do you have a point card?

〇:Do you have a rewards card?/Do you have a loyalty card?

 

×:His reaction made me laugh.

〇:His response made me laugh.

 

×:We must do more to help homeless.

〇:We must do more to help homeless people.

 

あとがきで、著者は、英会話スクールに行っているのにうまくならない人の中には、聞き役になってしまっている人がいるので、遠慮せずもっと話して質問すること、お金を払っているのに恥ずかしがってはダメ、と言っている。

 

新書、224ページ、筑摩書房、2018/3/6

 

日本人の9割が知らない英語の常識181 (ちくま新書)

日本人の9割が知らない英語の常識181 (ちくま新書)