密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

相手がわかってほしいことに目を向け、相手に共感する言葉を使い、相手を主人公にして話す。『マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方』

著:野口 敏、 イラスト:maki、 シナリオ:酒井だんごむし

 

 シリーズ累計で100万部以上売れたという、「会話がとぎれない話し方」を、マンガにした本。やさしく、わかりやすく書かれてあり、あっという間に読める。以下のような内容が、ストーリ仕立ての中で解説されている。

  • 相手がわかってほしいことに目を向ける。
  • 相手の気持ちを聞いてあげる。
  • 質問をする前に、共感する。
  • 共感の言葉を増やしてゆく。
  • 単純に5W1Hを聞く情報質問だけでなく、気持ちを刺激する。
  • 相手を主人公にして話す。
  • 何をすれば相手は喜ぶかという視点を持つ、他。


 他人と話すのが苦手、知らない人と会話するのは緊張する、という人は世の中にたくさんいる筈だ。そういう意味で、実用性は意外に高い。しかも、難しいことは書かれていない。

 いつまでも苦手意識を持ったままでいるのではなく、思い切ってこういう本を手に取って読んでみれば、なーんだこんなことか、と思う。悩んで時間をとるより、こういう本を手に取って読んでみればいい。一対一の会話だけでなく、グループでの会話のコツもある。

 

単行本、216ページ、すばる舎、2017/3/9

 

マンガでわかる!  誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方

マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方

  • 作者: 野口敏,maki,酒井だんごむし
  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: 単行本