密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

60分でわかる! IoTビジネス最前線 (60分でわかる! IT知識)

著:IoTビジネス研究会

 

 IoTを易しく説明した本。多色刷りで、左ページが解説、右ページが写真や図表という構成になっている。厚さは159ページ足らずである。

 IoTとはどういうものか。自動車のIoT。UBERAirbnbウェアラブルバイス。介護での活用。町工場での利用。法律との関係。インダストリー4.0やIIC。スマホとIoT。デバイスゲートウェイ、サーバの関係と役割。HTTP, WebSocket, MQTT。XMLJSONビッグデータ。いろいろなビジネスモデルの例。このような内容になっている。

 「60分でわかる!」という副題が示すように、あまり前提知識が無い人でも、無理なく、短時間で理解できる。専門書と呼ぶほどの深い内容ではないが、最初の一歩を踏み出す、もしくはそれほど深くはかかわらないがどういうものか知っておきたいという人も世の中には大勢いる筈で、そういうニーズにこたえるために、こういう本はこういう本で重要である。

 

単行本、160ページ、技術評論社、2016/10/22

 

60分でわかる!  IoTビジネス最前線 (60分でわかる! IT知識)

60分でわかる! IoTビジネス最前線 (60分でわかる! IT知識)

  • 作者: IoTビジネス研究会
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2016/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)