密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり

著:浦島茂世

 

 北は北海道の「モエレ沼公園」「北海道立近代美術館」から、南は奄美大島の「川村一村記念美術館」まで、日本全国の美術館・博物館を紹介した本。合計102館。オールカラーで、それぞれの美術館およびそこに収蔵されている主要作品の写真が共に掲載されているため、特徴がわかりやすい。

 

 実際に足を運んだことのある美術館がいくつも載っているが、実際、日本には優れた美術館が各地にある。東京周辺には中小の美術館がいくつもあるが、ここで紹介されている美術館はかなり絞られている。その辺は同じ著者の「東京のちいさな美術館めぐり - 密林の図書室」を見ればいいのだろう。また、言い出したらキリはないが、「箱根彫刻の森美術館」「箱根ガラスの森美術館」なども載っていない。「ブリヂストン美術館」が載っていないのは、2019年まで長期休館中だからだろうか。

 

単行本、160ページ、ジービー、2018/1/16

 

企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり

企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり

  • 作者: 浦島茂世
  • 出版社/メーカー: ジービー
  • 発売日: 2018/01/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)