編:実業之日本社
タイトル通りの本です。もともと、「肉辞典」という本があり、それを小型版にしたもののようです。
第6章の「日本の肉事情」という部分を除き、オールカラー。部位別の肉の写真がいっぱいです。牛肉、豚肉、鶏肉は手厚く書かれており、羊肉と鴨肉もその半分くらいのページ数があります。ごく簡単な説明だけですが、馬肉、兎肉、猪肉、熊肉、山羊肉、鹿肉についても言及されています。
全身の中の部位の名称と位置、各部位ごとのリアルな写真と解説が掲載されているため、内臓部分とか、ホールと呼ぶ鳥の全身のまんまのとか、ちょっと生々しいです。
部位ごとの特徴とそれを生かした料理方法については、参考になると思います。加工品コーナーもあり、一般的なソーセージやハムやベーコンやジャーキーと共に、世界三大ハム(パルマハム、金華ハム、ハモン・セラーノ)の紹介があります。
単行本、224ページ、実業之日本社、2013/10/17