密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考えており、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

オールアバウト警視庁

 日本には47都道府県に警察本部がある。また、国の行政機関である警察庁がある。警察庁は、警察制度を維持するための企画立案や法整備や各省庁との連絡役を担い、各警察本部への助言や指導も行うが強制力は持たない。そして、本書の主役である警視庁は、東京の安心と安全を守る日本で最大の警察組織のことを指す。所属する警察官の数は43,000人を超える大組織である。

 

 

 ムック本サイズで、全体の4分の3以上がカラー印刷となっている。多岐にわたる警視庁の役割を写真とデータを中心に紹介している。犯罪捜査を専門にする刑事部、パトカーだけでなくヘリも所有する地域部、少年犯罪やサイバー犯罪対策などを担う生活安全部、その名の通りの組織犯罪対策部、公安警察外事警察を抱える公安部、人事給与採用を担当する警務部、総務部他、いろいろな部署がある。警察学校も取り上げられている。

 機動隊、警察レスキュー隊、警備部特殊部隊(SAT)、警護を行うSP、交通機動隊、警視庁航空隊、水上安全課、山岳救助隊、刑事部特殊部隊(SIT)といった、様々な特別な任務を遂行できる部隊についても説明されている。警視庁装備百科では、覆面タイプも含めたパトカーの車種別の紹介、白バイ、特型警備車、豊水警備車、爆発物処理用具、人員輸送車といった装備の紹介がある。階級や取り締まりマップも付いている。

 写真と資料が中心なのが良く、一般人にとっては外からなかなか全体がよくわかりにくい警視庁について総合的に理解するには格好の内容に仕上がっている。

 

ムック本、159ページ、イカロス出版、2017/5/29

 

オールアバウト警視庁 (イカロス・ムック)

オールアバウト警視庁 (イカロス・ムック)

  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2017/05/29
  • メディア: ムック