密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

IT

図解入門よくわかる 最新PMBOK第6版の基本

著:鈴木安而 プロジェクト管理の標準である「PMBOKガイド第6版」の翻訳版を手掛けたリーダがPMBOKについて解説した本である。 索引も入れると480ページもあり、かなりぶ厚い。ただ、図表を交えながら体系的によく整理されており、読みやすくまとめられてい…

絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 第7版 【Xcode 10 & iOS 12】 完全対応

著:高橋 京介 読みながら、「もっとも売れているiOSプログラミング解説書」というのはウソではないな、と思った。iPhone向けアプリ開発者向けの入門書。これが第7版だという。Xcode10とiOS12に対応。 オールカラー。画面や図解が豊富。丁寧に、ステップを踏…

図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント (SCC Books 389)

著:鈴木 安而 アジャイル開発でプロジェクトマネジメントというのが気になって手に取った。著者は日本IBMなどで働いていた経験がある。 アジャイルでプロジェクトマネジメントがどう変わるか、プロジェクト手法の大まかな種類の解説、アジャイルのプロジェ…

Node.jsを最初の一歩から学ぶ。『Node.js入門 ~ サーバーサイドJavaScriptを根本から理解する』

著:中野 仁 Node.jsとは、サーバサイドJavaScriptの実行環境である。JavaScriptがわかっていれば理解が容易で、非同期環境とHTTPサーバによって実現するようなサーバサイドのプログラミング環境が容易にできる。しかもイベント駆動型でシングルスレッドの非…

画像処理、文字認識、テキスト分析と、Pythonでの機械学習のプログラミングが学べる。『すぐに使える! 業務で実践できる! Pythonによる AI・機械学習・深層学習アプリのつくり方』

著:クジラ飛行机、杉山 陽一、遠藤 俊輔 同じ著者の「実践力を身につける Pythonの教科書」が良かったのでこちらも買って学習してみた。 Python言語でscikit-learnとTensorflow及びKerasを活用し、データ予測、写真と動画の認識、文字認識、テキスト分析と…

ヨーロッパのGDPRは単なる法律の問題ではない。『さよなら、インターネット――GDPRはネットとデータをどう変えるのか』

著:武邑 光裕、解説:若林 恵 ヨーロッパのGDPR登場の背景とその意味を、ルールそのものの解説というよりは、アメリカを中心とするネット企業と欧州各国とのデジタルデータに関する文化的・文明的あるいはイデオロギー的な対立軸の側面から解説した本。 GDP…

具体的で丁寧な解説。『カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作 作って動かしてしくみがわかる』

著:金丸 隆志 Raspberry Piをキットとネットの情報を頼りにいじっていた。ただ、Raspberry Piの方は元々Linuxの知識があるのであまり困らなかったのだが、電子回路とその制御に関してはどうも知識が十分でなく、やはり一冊買って読んでおく方がよいかな、と…

図解入門 よくわかる 最新 量子コンピュータの基本と仕組み

著:長橋賢吾 量子コンピュータについて入門者向けに書かれた紹介本。従来のコンピュータは0と1の2値によるゲートのアルゴリズムによって実現されているが、量子コンピュータは「量子ビット」 (Quantum bit:キュービット) による量子の重ね合わせと2量子…

プログラミング言語Pythonをやるなら、手元においておくと便利な一冊。「Matplotlib&Seaborn実装ハンドブック 」

著:チームカルポ 機械学習ブームでプログラミング言語Pythonが注目を浴びている。このため、最近は様々な本が出版されている。 この本はそういった中でも、Pythonでグラフを描画するためのライブラリ群であるMatplotlibと、可視化ライブラリであるSeabornに…

アジャイル開発の方法論と事例紹介。「スクラム実践入門── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス」

著:貝瀬 岳志、原田 勝信、和島 史典、栗林 健太郎、柴田 博志、家永 英治 アジャイル開発の有力な方法論として有名になった「スクラム」について紹介した本である。方法論の説明はもちろんあるが、この本の特徴は、実際にスクラムを適用してみた組織の事例…

Twitterの基本。「今すぐ使えるかんたんmini Twitter ツイッター 基本&便利技 」

IT

著:リンクアップ Twitterは簡単に使える。ただ、使い慣れるまでは、細かいところでよくわからないことが出てくることはあるし、このやり方でいいのかなと思うようなこともある。やはり、ハンドブックのようなものは、手元にあったらあったで便利なことには…

Ubuntuサーバー徹底入門

著:中島 能和 Ubuntuは近年デスクトップ向けだけでなく、サーバー向けとしてもよく使われるようになった。この本は、メジャーな版である「16.04LTS」と2018年4月にリリースされた「18.04LTS」をベースに、サーバーとして使う場合のUbuntuの基本機能及び設定…

マイクロサービスアーキテクチャ

IT

著:Sam Newman、監修:佐藤 直生、訳:木下 哲也 システム開発の世界で注目を浴びているマイクロサービスについて解説した本。翻訳もので、ThroughWorks社のアーキテクトが原著者である。マイクロサービス化の意義やマイクロサービスとは何か、システムアー…

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

IT

著:山本 陽平 Webシステムの実装に必要な基本知識をまとめて解説した本。REST(Representational State Transfer), URI, HTTP, JSON, JSONとクロスドメイン通信, RDF(Resource Description Framework)とmicroformats, Atom, OpenSearch, AtomPub, リソース設…

AIブームの中、ディープラーニングに欠かせない基礎技術。GPUについて学ぶ。『GPUを支える技術 ――超並列ハードウェアの快進撃』

(著:Hisa Ando) GPU(Graphics Processing Unit)の本。1999年にNVIDIA社がGeForace256という新型のグラフィックチップを発表。GPUという呼び方が提唱されるようになった。画像処理、科学技術計算、そしてディープ・ラーニングと、GPUはITの先端分野に欠か…

コンテナ技術と多数のコンテナを統合的に扱うオーケストレーション技術の解説。『コンテナ・ベース・オーケストレーション Docker/Kubernetesで作るクラウド時代のシステム基盤』

著:橋本 直哉、須江 信洋、前佛 雅人、境川 章一郎、佐藤 聖規、山田 修司、青山 尚暉、市川 豊、平岡 大祐、福田 潔、矢野 哲朗 2013年にDockerによるコンテナ技術が登場。このコンテナ技術を用いたアプリケーション開発が普及するにつれ、今度はコンテナ…

ラズパイ(Raspberry Pi)を用いた実験室が特におすすめ。LTE, MQTT, 5G, Bluetooth, Arduino, Amazon Dashの解説も。『IoT 最強の指南書』

雑誌『日経Network』の過去記事から、IoTに関するものを選んで一冊にまとめたムック本。以下のような内容が扱われている。 「第1部 IoT通信の全体像を知る」では、LTE/無線LAN、LPWAといったプロトコルの基本解説、Arduinoなどの機器の技術の説明がある。 「…

Web時代の全体的なトレンドをおさらいする用途として。「アーキテクチャーからHTML5まで Webシステム入門」

IT

著:羽田野 太巳 雑誌の連載を元に加筆修正して出版された本。HTML5以降のWeb技術の変遷とトレンドについてひと通り紹介している。WHTML5、Javascript、アーキテクチャーの変化、MVCモデルをフロントエンドでも採用する流れ、モバイルアプリ開発、マークアッ…

AWSの基本的な機能と構築・運用方法を知るなら。「Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 改訂第2版 」

著:佐々木 拓郎、林 晋一郎、小西 秀和、佐藤 瞬 Amazon Web Services(AWS)が提供する基本的な機能と構築・運用方法について解説した本。2015年に出版された本の改訂版。AWSは次々と新しいサービスが登場し、既存機能も強化や変更が行われているものがある…

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン 実務で使えるネットワーク構成の最適解27

著:みやた ひろし 同じ著者の「インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門」が大変よかったので、こちらも買って読んだ。Trusted, DMZ, Untrustedの3つのゾーンを意識しながら、小規模から大規模まで、27のデザインパターに分けて…

ビジネスで機械学習(AI)をやるなら知っておいた方がいいプロジェクトやソフトウェア工学面でのノウハウ。『仕事ではじめる機械学習』

著:有賀 康顕、中山 心太、西林 孝 機械学習の本は今やたくさん出ているが、この本はちょっと毛色が違う。機械学習のアルゴリズムや理論の解説もあるが、むしろ、機械学習のプロジェクトを進めるときには、どのようなことに注意すべきかについて中心に書か…

ブロックチェーン技術の未解決問題

著:松尾真一郎、楠正憲、崎村夏彦、佐古和恵、佐藤雅史、林達也、古川諒、宮澤慎一 ビットコインやイーサリウムを中心に、ブロックチェーン技術が抱える問題について、複数の識者が解説及び意見を書いたもの。 執筆者が複数に分かれており、細切れで、書き…

ビッグデータやAI(機械学習)時代に決定的に重要なデータの前処理。「前処理大全 データ分析のためのSQL/R/Python実践テクニック」

本橋 智光 (著) ビッグデータは様々なデータをためる仕組みであり、機械学習はデータで学習させる。統計的な手法を駆使して分析を行うデータサイエンティストも引っ張りだこだ。それらに共通することはデータである。しかし、データを高い利便性で利用しよう…

JSONでREST API。翻訳ものではないので読みやすい日本語。『Web API: The Good Parts』

IT

著:水野 貴明 Web APIの設計や開発や運用において、留意すべきことを簡潔にまとめた本。URIにアクセスするとJSONやXMLで結果を返すタイプであるいわゆるREST APIを前提としている。 内容的には、Web APIの重要性、設計の注意やポイント、データフォーマット…

はじめてみようSlack 使いこなすための31のヒント

編集:Slack研究会 コミュニケーションツールとして広く使われているSlcakについての入門書。48ページまでがカラーで、あとは白黒印刷。 チームへのjoinの方法。パブリックチャネル(メンバー全員に公開)、プライベートチャネル(招待されたメンバー向け)…

本当にゼロからです。『ゼロからわかる Java超入門 [改訂新版] 』

著:佐々木整 確かにゼロからです。「プログラム言語とは」というレベルの説明から始まります。newやtry catchは相当後ろになってようやく出てきます。インストールの環境としてはWindowsが主です。 Javaがはじめてということだけでなく、プログラミンが初め…

SAP 会社を、社会を、世界を変えるシンプル・イノベーター

編集:日経BPビジョナリー経営研究所 ERPで有名なドイツのソフトウェア企業SAPについて書かれた本。わかりやすくは書かれている。ほとんどSAPのことを知らなくても、この本で概略はわかる。SAPはこういう特徴がある、こういう製品とサービスがある、こういう…

サイバー攻撃

著:中島 明日香 バッファオーバーフロー、書式指定文字列の脆弱性、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性をついた攻撃、SQLインジェクション、Exploit Kitを利用した金銭目的マルウェアの感染攻撃、DDoS攻撃。深刻な問題を引き起こすサイバー攻撃に…

マジメだけどおもしろいセキュリティ講義 事故が起きる理由と現実的な対策を考える

著:すずきひろのぶ パスワード漏洩、DDoS攻撃、バッファオーバフロー、SSH、TLS/SSL 、公開鍵暗号方式、フィッシング、ランサムウェア、OpenSSLの脆弱性である“Heartbleed"、bashの脆弱性“Shellshock"、他。コンピュータネットワークのセキュリティについて…

イラスト図解でよくわかるネットワーク&TCP/IPの基礎知識

著:淵上 真一、監修:伊勢 幸一 初心者向けのTCP/IPの基礎技術の解説書。すべて白黒印刷だが、簡易的な図解は多く掲載されている。 有線通信と無線通信の違い、ゲートウェイ、ファイアウォール、DNS、ルータとは、IPアドレスの表記法といった、最初の一歩か…