密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

(個人整理用Tag)

前回発生したのは縄文時代。もういつ発生してもおかしくない巨大噴火。そのとき、日本はどうなる?「死都日本」

著:石黒 耀 以前、科学雑誌「ニュートン」で、平均して7000年に1回の割合でこの日本列島で繰り返されてきた巨大噴火についての解説を読んだことがある。 多くの人は、わが国で発生する災害としては巨大地震がもっとも深刻なものだと思っているが、そうでは…

奇跡のリンゴ。「リンゴの花が咲いたあと」

著:木村 秋則 「奇跡のリンゴ」として有名になった大ベストセラー、『リンゴが教えてくれたこと』の続編である。 無農薬・無肥料のリンゴ栽培の挑戦。苦労と失敗を重ね、地元の強い風当たりと批判を受けた。役場の農業委員をはじめ人々は、さんざん著者を罵…

千年、働いてきました: 老舗企業大国ニッポン

著:野村 進 以前、新書で出版されていたものを加筆修正して文庫にして再出版された本である。内容は面白い。着眼点がいい。一気に読んだ。日本にはそう大きくなくても、世界に誇れる独自の技術力を持っている会社がたくさんあるが、本書はその中から100年以…

ピクルスと漬け物の歴史

著:ジャン・デイヴィソン、訳:甲斐 理恵子 2015年の世界の漬け物市場の取引額は110億ドル以上にのぼった。そのうち4分の1を日本が担い、僅差でアメリカが追っている。この両国だけで世界の漬け物市場の半分近くを占めるという。それに、メキシコ、ブラジル…

万引き依存症

著:斉藤章佳 万引き依存症についての本。著者は、万引き依存症治療に取り組んでいる精神健康福祉士・社会福祉士。著者のクリニックでの経験と統計及び一般的な情報を元に書かれている。最後は万引きGメンとして有名な人との対談もある。 万引きは同じ人が何…

具体的なポイントが書かれている。「たいていのことは20時間で習得できる 忙しい人のための超速スキル獲得術」

著:ジョシュ カウフマン、訳:土方 奈美 超速スキル獲得法を説いている本。著者によると、獲得したいスキルに対して戦略的に取り組むには、以下のような4つのステップを踏むと良い。 分解:スキルをできるだけ小さな「サブスキル」に分解する 学習:個々の…

ラム酒の歴史

著:リチャード・フォス、訳:内田 智穂子 ラム酒は蒸留酒であり、原料はサトウキビである。生のサトウキビを絞ったジュースから作るものと、サトウキビを煮詰めて砂糖を分離したあとの糖蜜から作るものの2種類がある。ただ、生サトウキビのジュースは生産…

日本の金型技術は世界一。一見地味だが、実は自動車や素材の競争力を支える重要な産業。「図解入門よくわかる 最新金型の基本と仕組み[第2版]」

著:森重功一 日本は金型生産では世界第1位。技術水準もきわめて高い。金型は構造が複雑で高い精度が求められ、製作が難しい。このため、金型生産は日本の工作機械や製造系ソフトウェアの進歩を牽引してきたともいえるという。そのような金型産業は、平成26…

睡眠時間6時間未満の寝不足は要注意!アルツハイマー病や、がんになりやすい!NHKスペシャル取材班「睡眠負債 『ちょっと寝不足』が命を縮める」

著:NHKスペシャル取材班 「睡眠負債」という言葉は、2017年の新語・流行語大賞のトップ10に入ったという。英語の”Sleeping Debt”を訳してTV番組として紹介したNHKスペシャルの取材班が、番組では紹介しきれなかったことも盛り込んで世に出した本である。 脳…

日本は世界最大の輸入国。「トウモロコシの歴史 」(「食」の図書館)

著:マイケル・オーウェン・ジョーンズ、訳:元村 まゆ 多くの日本人はそのような意識をあまり持っていないかもしれないが、トウモロコシはわが国の食糧事情に決定的に重要な植物である。直接人が食べる分は少ないもののわが国の家畜の飼料の多くはトウモロ…

太田裕美「木綿のハンカチーフ」、大瀧詠一「君は天然色」、松田聖子「白いパラソル」「風立ちぬ」「赤いスイートピー」他、後に大ヒットメーカーになった松本隆が昭和50年に出版した本の再発売。『微熱少年』

著:松本 隆 「ぼくは北山修氏のように『戦争を知らない…』と無邪気にひらきなおる勇気がない。ドストエフスキーの死刑未遂事件や、戦後のものかき達の戦争体験を、ぼくがどんなにうらやましそうな眼つきでながめることか。ぼくらにはほめたたえる何ものもな…

飢餓や戦乱や近隣との争いといった過酷な状況の中で、生き抜いてきた百姓たちと村の仕組み。「中世民衆の世界」

著:藤木 久志 日本の中世の百姓たちの行動と村の内実を、様々な古文書の記述から推測したもの。今までの常識に異を唱えているところもある。中世の村のしくみについて基本から系統立てて説明している本ではなく、ある程度中世の村と支配体制についての基礎…

カタログ的な本ではなく、兵器としての戦車の汎用知識がよくまとまっている。「図解 戦車 (F-Files No.012)」

著:大波 篤司 戦車の本。地味なつくりだが、よくある、こういう戦車があるというカタログ的な説明の本ではなく、テーマごとに戦車という兵器がどのようなものであるかを丁寧に説明したものになっている点が良い。 攻撃力・防御力・機動力。カタログではわか…