経済・会計
著:窪田真之 株式で儲けようとしたら、対象企業の財務や決算及び株式指標(ファンダメンタルズ)の分析と共に、株式チャートの知識(テクニカル)は必須です。ファンダメンタルズとテクニカルのどちらを重視するかは人それぞれで、短期・中長期でも変わって…
著:三谷宏治、イラスト:飛高翔、シナリオ:星井博文 フレデリック・テイラー以降の主要な経営戦略論を概観し、マンガ形式を中心に解説した本である。元々、全2巻に分かれて発売されていたものを1冊にまとめて新装合本版として再発売したもののようだ。こ…
著:マルクス、 バラエティアートワークス 上下巻セットの漫画。マルクスの資本論を元にしている。上巻は資本論の1巻の範囲になり、下巻は資本論の2巻と3巻の範囲にあたるという。本書の司会進行はエンゲルス君で、終盤はマルクスも登場する。 ただ し、本…
著:三木 義一 日本の税制の様々な問題の背後にある「お上おまかせ税制」の実情と変遷について説明した本。 税制についての法律の文章はわかりにくいし、税務署の対応には法律に明確にそう書かれているわけではない解釈が多いし、税理士制度にはいろいろな問…
著:岡部 武、監修:松尾 美枝 経理・財務変革のコンサルティングを20年しているという著者によると、近年、お客様各社からグローバル化についての相談が非常に増えているという。その背景として、以下の2点が挙げられるという。 1.単体視点から連結視点…
監修:益田あゆみ 個人事業主という制度がある。以下の国税庁のホームページから「開業届」をダウンロードして記入し、近くの税務署に持っていって、継続的に収入があるといった条件を満たすことで事業を営んでいると認められれば、「個人事業主」として認め…
著:小川 さやか 「目標や職業的アイデンティティを持たず、浮遊・漂流する人生はわたしたちには生きにくいものにみえるが、タンザニアの人々はこうした生き方がもたらす特有の豊かさについて語る。それは、職を転々として得た経験(知)と困難な状況を生き…
著:ブランコ・ミラノヴィッチ、訳:村上 彩 不平等について次の3つの視点から26のテーマに分けて論じた本である。 単一のコミュニティ内での個人の間の不平等。 国や民族の間の不平等。 グローバルな不平等(個人と地域の不平等を合わせたもの) 取り上げて…
著:國貞克則 財務3表一体理解法の姉妹編。財務3表一体理解法が理論編で、こちらが実践編という位置づけになる。 事業とは、資本を調達して資産を取得し、その資産を売上に変え、その売上から利益を得るプロセスになる。図示すると、以下の形である。よって…
著:伊藤 公一朗 データ分析手法について説明した本。数式は一切使わず、良質な事例を丁寧に解説することで、データ分析手法の特徴をわかりやすく解説している。著者はシカゴ大学公共政策大学院ハリススクール助教授。主に取り上げられているのは以下の4つの…
著:國貞克則 2007年に出版された同名の本の改訂増補版。一部を手直しし、その後に法改正された部分などを手直しし、英文会計について加筆したという。 この本の特徴は、仕訳の勉強を飛ばし、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書(直接CSと間接C…
著:トマ・ピケティ、翻訳:山形浩生、守岡桜、森本正史 「本研究の総合的な結論は、民間財産に基づく市場経済は、放置するなら、強力な収斂の力を持っているということだ。これは特に知識と技能の拡散と関連したものだ。でも一方で、格差拡大の強力な力もそ…
2010年に出版された後に、賛否両論を巻き起こした本のレビューです。