工業・技術・産業
著:ウィリアム・C. ハンナス、アナ・B. プイージ、ジェームズ マルヴィノン、訳:玉置 悟 おそらく多くの人が薄々わかっているつもりでいるだろう。しかし、ここまで組織的に、大規模に、徹底的に、しかも堂々と、行われているとは思わなかった。 中国がア…
著:鈴木 邦成 SCM(Supply Chain Management)の本。「トコトンやさしい」とあるように、本当に優しく書かれてある。社会人としての世間の一般常識が備わってさえいれば、それ以外の前提知識は不要、といえるくらい易しい。ABC会計と相性がよい、というような…
著:森重功一 日本は金型生産では世界第1位。技術水準もきわめて高い。金型は構造が複雑で高い精度が求められ、製作が難しい。このため、金型生産は日本の工作機械や製造系ソフトウェアの進歩を牽引してきたともいえるという。そのような金型産業は、平成26…
著:鈴木 高広 日本で1年間に使われているエネルギーは約2000万テラジュールという膨大な量にのぼる。今や原発への依存を見直さざるをえない状況となり、化石燃料の輸入に莫大な巨費が投じられている。 必要なエネルギーはあまりに大きいため、残念ながら一…
著:瀧上 園枝 デザインの基本は、情報が正確に伝わるようにきちんと整理して見せることで、目的となるアクションを促すことだという。デザインの基本について説明した本。この本自体が、ビジュアル性を重視し、テーマごとに伝えたいことがわかりやすく整理…
編集:カラーマンホール研究会 本当にいろいろなものがある。マンホールの本。その数、533枚。埼玉県行田市をはじめとするお城をデザインしたもの。奈良県斑鳩町の法隆寺や金沢の兼六園や札幌の時計台などはご当地ならでは。秋田県大仙市の大曲の花火大会…
監修:町田 忍 タイトル通りの本。東京にあるいろいろな博物館を紹介した本。4年前に「東京マニアック博物館おもしろ珍ミュージアム案内」というのが出たが、内容的にはそれをまとめ直し多様な感じである。 少し小ぶりだが、写真が豊富で、オールカラー。掲…
著:垣見 裕司 日本の石油業界について解説した本。これが第5版。ベストセラーというようなタイプの本ではないが、何度も改訂版が出ているということは、地味ながら需要があるのだろう。 日本のエネルギー事情とその中での石油の重要性。脆弱な日本のエネル…
著:織田 一朗 スポーツにおける記録測定の技術の進歩について解説した本。著者は、元著者は株式会社服部時計店(現セイコーホールディングス株式会社)社員。後半では、計時担当チームの一員として世界を駆け巡った頃のエピソードが加えられており、なかなか…
著:田島慶三 「しかし、ある化学分野が縮小しても、化学会社が一緒になくなっているわけではありません。化学会社は蓄積した力に、新たな科学技術を積み重ねて新しいニーズに対応した化学工業分野を生み出してきたのです。それが、日本の化学産業を支えてき…
著:ウィリアム・C. ハンナス、 アンナ・B. プイージ 「中国が非公式に先進技術を入手しようと手を伸ばしている相手はアメリカだけではない。すべての先進国がこの問題に直面している。その筆頭は、中国のすぐ隣の国だ。本書が書いてきたことはすべて、日本…
著:村沢 義久 自動運転とともに自動車産業に革命的な変動をもたらそうとしているEV化の波についてやさしく説明したもの。すべて白黒印刷で、一部例外はあるものの、テーマごとに見開きの右ページが解説、左ページがごく簡単な概念図や関係図や写真という構…
日本の現役鉱山や廃坑についての情報を集めた本。施設や遺跡を見学できる場所や、鉱物収集に適した場所、鉱山マップ、日本の鉱山史、といった情報も載っている。ムック本サイズ。写真が豊富。全体の3/5くらいがカラー印刷となっている。 現役で世界でも最も…