密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考えており、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

ドキュメンタリー

テレビドラマにもなった親子の型破りの中学受験の記録。「下剋上受験[文庫版] ―両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した! 」

著:桜井信一 「この1年5か月の間、私は娘の真横で何百回と見てきた。問題が解けたときの感動の数々が生み出す『わたしはできるんだ』という気持ち。わたしは今日も頑張ったんだという清々しい気持ち。私は今日もやるべきことはやったんだという清々しい1日…

スラム編、路上生活編、売春編。世界の貧困の厳しい実態。「絶対貧困―世界リアル貧困学講義」

著:石井 光太 東南アジア、南アジア、中東、アフリカといった世界各地域の貧困層のリアルな生活を文字通り密着取材し、スラム編、路上生活編、売春編の3つに分けて多角的な視点からリアルに説明している本。 スラムで密造酒で酒盛りして体調を崩す。泊まっ…

東芝メモリは事実上韓国のSKへ売却されている。それにしても、あの名門企業がどうしてこんな風になってしまったのか。「東芝の悲劇 (幻冬舎文庫) 」

著:大鹿 靖明 「東芝は、経済環境の激変や技術革新の進化の速度に対応できず、競争から落後したわけではなかった。突如、強大なライバルが出現し、市場から駆逐されたわけでもなかった。その凋落と崩壊は、ただただ、歴代トップに人材を得なかったためであ…

全国屈指の東大合格者数を誇る超進学校開成高校野球部の戦略。『弱くても勝てます。』(2018年新潮文庫の100冊)

著:高橋 秀実 「一般的な野球のセオリーは、拮抗する高いレベルのチーム同士が対戦する際に通用するものなんです。同じことをしていたらウチは絶対に勝てない。普通にやったら勝てるわけがないんです」(開成高校野球部青木秀憲監督)。 全国屈指の東大合格…

絶景本棚

編集:本の雑誌編集部、写真:中村規 「本の雑誌」の過去の記事から再構成し、34人の本棚を紹介した本。オールカラーで、それぞれ半ページ程度の簡単な説明があるだけで、あとはひたすら、本棚の写真が並ぶ。本に埋もれた生活をしていると、他人の蔵書はちょ…

すごい女性です。世界の紛争地帯に飛び込み全力で武装解除に取り組んできたリアル。「職業は武装解除」

著:瀬谷ルミ子 「日本が言うから、信頼して武器を差し出すんだ。アフガニスタンの民を無差別に空爆しているアメリカやイギリスに言われたら、撃ち殺してやる」(武装解除の説得に応じたアフガニスタンの兵士)。 ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルワンダ、シエ…

日本アニメの大きな飛躍となった制作現場。高橋茂人、森やすじ、中島順三、佐藤昭司、高畑勲、小田部羊一、宮崎駿、渡辺岳夫、富野喜幸。「ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々」

著:ちば かおり 「日本が誇るアニメーションは、一朝一夕に作り出されたものではない。一部の人が波を起こし、携わる人々に影響を与え、それが相乗効果となって作品の水準を向上させ、その映像に触発された人々がさらなる次の高みを目指した結果だ。その連…

上野駅の幕間 本橋成一写真集

著:本橋 成一 30年以上前の写真集。上野駅の130周年を機に新装改訂して2012年に再発売されたという。昭和の雑然とした雰囲気が漂い、都会と地方の接点としてにぎわう、かつての上野駅。ここに行き交った様々な人々の人間模様をスナップ撮影した作品が収めら…

普通のOLが、世界中の魔法使いに弟子入りして、リアルに魔法が使えるようになった話

著:カワセケイコ 陰陽師の弟子になったOLが、ペルー、バリ、インド、アメリカ、イギリスといった各国のスピリチャルな人たちに会いに行き、日本でもアイヌや南の島のシャーマンに会いに行った経験を綴った本。 文章もマンガもいろんな意味で「普通のOL」感…

父の謝罪碑を撤去します 慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白

著:大高 未貴 「朝日新聞は父の証言に関する記事を虚偽と認定し、たくさん取り消しました。その中には八十三年に父が韓国に建立した謝罪碑に関する記事も含まれています。つまり、父が建てた謝罪碑に刻まれている文言も虚偽だということです。そういったも…