密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

2018-08-03から1日間の記事一覧

全国屈指の東大合格者数を誇る超進学校開成高校野球部の戦略。『弱くても勝てます。』(2018年新潮文庫の100冊)

著:高橋 秀実 「一般的な野球のセオリーは、拮抗する高いレベルのチーム同士が対戦する際に通用するものなんです。同じことをしていたらウチは絶対に勝てない。普通にやったら勝てるわけがないんです」(開成高校野球部青木秀憲監督)。 全国屈指の東大合格…

吉本ばななの名作。『キッチン』(2018年新潮文庫の100冊)

著:吉本ばなな 「彼女たちは幸せを生きている。どんなに学んでも、その幸せの域を出ないように教育されている。たぶん、あたたかな両親に。そして、本当に楽しいことを知りはしない。どちらがいいのかなんて、人は選べない」。 吉本ばななの出世作。一世を…

引っ越しを続ける親子。『神様のボート』(2018年新潮文庫の100冊)

著:江國 香織 別れた「あのひと」と再会する日を願って、引越しを繰り返すピアノ教師の女性とその娘の物語。高崎。今市。川越。高萩、佐倉、そして逗子。しかし、東京には行ってはいけない。頻繁に切り替わる母と娘の一人称によって進む。これによってナレ…