密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考えており、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

2018-07-29から1日間の記事一覧

米国側から取材した緻密なドキュメンタリー。日本軍守備隊の奮戦。損害を重ねながらも攻勢を強めるアメリカ海兵隊。『硫黄島―太平洋戦争死闘記 』

著:リチャード・F. ニューカム、訳:田中 至 「3月18日、硫黄島を確保した。27日間の地獄ののちに」。 米国の記者が取材を重ねて書いた本の日本語訳である。硫黄島の戦いに関する本は、日本でもたくさん出版されている。しかし、それらの多くは攻撃側である…

大日本帝国海軍の現場を支えた艦長たちの奮戦記録からリアルに見えてくる太平洋戦争。『艦長たちの太平洋戦争』

著:佐藤 和正 太平洋戦争で生き残った34人の艦長を、ひとりひとり訪ねて丁寧に取材した結果を一冊にまとめてある。雑誌の連載が元に追加補筆してあり、掲載順は海軍兵学校の卒業期に準じているそうだ。 強く胸を打たれた。多くの戦記を読んできたが、この本…