密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2018-07-10から1日間の記事一覧

スピードと集中の信長。「織田信長合戦全録―桶狭間から本能寺まで 」

著:谷口 克広 「信長が長期にわたる包囲戦の効果を理解できなかったはずはない。だが、嫌う傾向にあったとはいえる」。 信長の戦い方、特に桶狭間の戦いに関しては近年新説も出ていて、それに対する反論や諸説も出ているようだ。少し前の本なので、新説につ…

国立がんセンターならではの科学的な解説。『「がん」はなぜできるのか そのメカニズムからゲノム医療まで 』

編集:国立がん研究センター研究所 がんは遺伝子の病気である。遺伝子の傷が30-100個程度積み重なることから生じ、がん細胞では染色体異常がたくさん起こっている。我々の体は遺伝子の傷を修復する仕組みが備わっていてRb1やp53のようにがんを抑制する遺伝…

蒔絵や螺鈿の装飾も。今だから万年筆。「万年筆の図鑑」

万年筆の本。Part1では、万年筆の基本構造を軽く説明している。第2章では、各国の万年筆メーカを代表的な製品と共に紹介。MONBLANC, WATERMAN, PARKER, CROSS, SHEAFFERといった海外ブランドと、SAILOR, PILOT, PLATINUMを代表とする国内ブランドが載ってい…