密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2018-06-04から1日間の記事一覧

壮絶体験!修羅場と化したの硫黄島で通信兵をして島を見て回り、司令部が落ちた末期まで生き延びた壮絶なリアル体験。「十七歳の硫黄島」

著:秋草 鶴次 硫黄島の戦いの生存者が、自らの戦場での体験について時間をかけて丁寧にまとめた原稿を本にしたものである。 著者は情報を扱う海軍の通信兵としての訓練を受けて赴任しているため、自ら直接戦闘を行うことは無かったようだ。ただ、通信兵であ…

写真が豊富でオールカラー。解説もわかりやすくて丁寧な標準的な焼きものガイド。「すぐわかる産地別やきものの見わけ方」

(監修:佐々木 秀憲) やきものについての解説書。陶磁器の名品の写真が豊富に掲載されている。全てではないもののその多くがカラーページになっていて印刷も良いため、作品が映えている。また、産地別の解説がわかりやすい。文章と写真と図示によって各地…