密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものと考えており、このブログを立ち上げました。日々読んできた本の備忘録を兼ねた書評と内容の概要紹介及び読書感想をまとめたブックレビューのブログです。過去に別名でAmazonのレビュー欄に掲載したものとそちらには未掲載のものがあり、後者は「Amazonレビュー欄未掲載」タグをつけてあります。

2018-04-01から1日間の記事一覧

大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争

著:辻田 真佐憲 「こうした(陸海軍の)報道部員たちは、しばしばマスコミ関係者の回想録で、権力を笠に着た抑圧者として描かれる。たしかにそういった面はあったのかもしれない。だが、実際のところ報道部員たちは、陸海軍の対立や作戦部などとの折衝に悩…

もっと知りたいレオナルド・ダ・ヴィンチ 改訂版: 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

監修:裾分 一弘 ミケランジェロとラファエロに並ぶイタリア・ルネサンスの3大巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品と生涯について解説した本である。2006年に一度発売されているが、「ダ・ヴィンチ・コード」のブーム以来、世界的に進んだ研究内容を反映し…

SEIKOがトップダウンの決断で開発を決めたクオーツ時計と電子計時がスポーツにもたらした革命。『「世界最速の男」をとらえろ!: 進化する「スポーツ計時」の驚くべき世界』

著:織田 一朗 スポーツにおける記録測定の技術の進歩について解説した本。著者は、元著者は株式会社服部時計店(現セイコーホールディングス株式会社)社員。後半では、計時担当チームの一員として世界を駆け巡った頃のエピソードが加えられており、なかなか…

今、流行りのDesign Thinking。東京工業大学のエンジニアリングデザインプロジェクト。『エンジニアのためのデザイン思考入門』

著:東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクト 近年、注目を集めているデザイン思考について書かれた本。大学で学ぶ理論の多くは「どのように作るか」であって、「何を作るべきか」に知見を与えるものではない。デザイン思考はこの比較的手薄な「何…