密林の図書室

人生は短く、経験からのみ得られることは限られます。読書から多くのことを学び、アウトプット化も本との対話の一部として大切なものだと考えてきたので、このブログを立ち上げて日々読んできた本の備忘録として活用しています。

2018-03-26から1日間の記事一覧

マッカーサー参謀と呼ばれた男。現代の日本にも通じる情報に対する考え方。『大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇』

著:堀 栄三 「情報は常に作戦に先行しなければばらない」。 この書は数ある太平洋戦争の著書の中でも他にはない貴重な記録となっている。なぜなら、「作戦課は情報部の判断を歯牙にもかけていなかった」「作戦と情報が隔離していた」という当時の日本陸軍の…