著:湯本 香樹実 死について関心を持った3人の少年。 彼らは、近所の一人暮らしの老人が死にそうだという噂を聞きつけ、 好奇心から毎日観察を始める。そして。。。 泣ける本、という噂だったが、どうやら私は冷徹な人のようで、とくに涙することもなくあっ…
著:鈴木 敏夫 「映画がヒットするには、3つの要素が必要です。まずは『制作』。内容がおもしろくなければ話になりません。『配給・興行』も大切です。いい映画を用意できなければ、観客数は伸びません。その間をつなぐのが『宣伝・広告』の仕事です。」 ス…
編集:NHK「きょうの健康」番組制作班、主婦と生活社ライフ・プラス編集部 老化を完全に防ぐことはできないが、病気の早期発見・早期治療に努めると同時に、体の衰えを防ぐことで、健康な状態で長く生活することは可能だという。ではどうすればそれが可能な…
著:似鳥 昭雄 「父は余り成績のことを言わなかった。『おまえは頭の悪い人間が結婚して生まれた子だ。だから勉強ができないのは当たり前だ』というのが理由だ。もっとも後がある。『だから人より努力するか、人のやらないことをやるかだ』」。 日本経済新聞…
著:呉座 勇一 「これだけ大規模で長期にわたる戦乱なのに、大名たちが何のために戦ったのか見えてこないというのは不思議である。劇的で華々しいところがまるでなく、ただただ不毛で不条理。これが応仁の乱の難解さ、ひいては不人気につながっているのだろ…
著:松木 國俊 以前は取り立てて問題にしていたわけではない旭日旗を戦犯旗だというキャンペーンを世界的に始めたりするなど、韓国側の歴史認識はかえってひどくなっている面もあるが、日本国民の日韓併合時代の歴史認識についてはこの本のオリジナルが出た…
著:藤岡 換太郎 なかなか面白い本だった。少なくとも、かつて教科書等でいろいろな岩や石の種類をみてクラクラしてあまり興味を持てなくなった経験がある人は、これを読むといくらかすっきりした気持ちになれるかもしれない。岩石は様々な種類に分類される…
著:山本 陽平 Webシステムの実装に必要な基本知識をまとめて解説した本。REST(Representational State Transfer), URI, HTTP, JSON, JSONとクロスドメイン通信, RDF(Resource Description Framework)とmicroformats, Atom, OpenSearch, AtomPub, リソース設…
著:西城秀樹、写真:武藤 義 西城秀樹の写真を中心にしたフォトエッセイ。子供の頃に熱烈なファンで、たまたま近年、西城秀樹が出演するコンサートにも足を運んだ嫁が買った。ちなみに、かつてファンで、最近になってまた秀樹のファンに復活した人を、「ブ…
編集:ポストメディア編集部 1本を除き、雑誌で連載された漫画家のインタビューをまとめて一冊にした本。全編白黒。各マンガ家の簡単なプロフィールや作品のレビューもついている。本書の中心であるインタビューの内容は結構面白い。いくつか拾ってみる。 「…
著:岡田 大 著者は福岡県出身ではない。東京出身である。しかし、このような本は、よそ者の視線がないと作れないのだそうだ。博多のあるあるを取材して集めた本。挿絵を交えながら、ちょっとコミカルに、紹介している。例えば、次のようなことが載っている…
著:片岡 徹也、纐纈 厚、佐藤 卓己 「これ以後日本政府は、軍部の動向を警戒・牽制しつつ、連合国側とのあいだに国体護持の確証を得ようとする。その一点だけのために、実に二ヶ月以上の時間を費やすことになるのである」。 豊富な資料で太平洋戦争を振り返…
著:酒井 宏樹 サッカーフランス一部リーグ名門マルセイユの右サイドバックで、日本代表としてもロシアワールドカップで活躍した酒井宏樹選手の本。 柏のジュニアで試合に出られなかったこと。ネルシーニョ監督時代につかんだチャンス。ドイツに移籍して苦し…
著:太平洋戦争研究会 本書は太平洋戦争研究会が編纂している。たとえば、木村兵太郎率いるビルマ方面軍司令部の唐突なラングーン放棄などについては載っていないし、全体的にそれほど深い内容ではない。しかし、太平洋戦争の重要なポイントについてはおおむ…
著:板倉 光馬 日本海軍潜水艦で、潜水雷長(イ69)、艦長(イ176、イ2、イ41)、さらには人間魚雷回天の指揮官を務めた元海軍中佐の回想録。 半分以上は、戦争前の記録である。貧困家庭で育ち、猛勉強で海軍兵学校に入り、「酒乱」として数々の武勇…