著:廣瀬 雅代、稲垣 佑典、深谷 肇一 「サンプリングとは簡単にいうと、数が多すぎたり、規模が大きすぎたりして全容の把握が難しい対象の特徴を、全体から抜き取った一部を調べることによって明らかにする方法です」。 サンプリングの本。統計学、社会学・…
著:淵田 美津雄 真珠湾攻撃の飛行隊で隊長を務めた淵田美津雄の遺稿を元に一冊にまとめてある。意外に内気だった少年時代の様子から、戦前、戦中、終戦後、そしてキリスト教に改宗してアメリカに滞在した頃のエピソードに至るまで詳しく書かれてある。 一番…
著:サンデー毎日取材班 雑誌の連載を本にしたもの。貧困に苦しむ高齢者たちの実態をレポートし、そのようにならないようにするにはどうすればよいのか、というアドバイスがつづられている。 高齢者になると、収入面で2つの考慮しておかなければならない段階…
TokyoWalkerの1990年代の記事を抜粋して掲載したムック本。オールカラーで、当時を感じる記事がたくさん載っている。 スキー、湾岸、クルマ。 ジュリアナ東京。 レインボーブリッジ開通。 ティラミス、ナタデココ、パンナコッタ。 たまごっち。 新東京都庁ビ…
監修:円谷プロダクション ウルトラQとウルトラマンの制作にかかわったスタッフや俳優が持っていたものを含めた当時の現場の写真を集めて紹介した本。作り上げたセットの前で撮られた写真や、怪獣のぬいぐるみを調整する姿、ロケ先での撮影の合間の記念写真…
著:前田育男 「信じるのはただ作品の力である。ただひたすら美しく、圧倒的で、目にした瞬間にその他大勢の製品がすべて色あせて見えるような傑作を作りたいと願っている私は、確かにとびきりのロマンチストであるのだろう」。 マツダのデザイン部門をひっ…
著:山本 一太 リヒャルト・ワーグナーの「ラインの黄金」「ヴァルキューレ」「ジークフリート」「神々のたそがれ」。4作合わせて「ニーベルングの指環」と呼ばれる長大な4部作のオペラ作品について語った本。 最初に「ニーベルングの指環」の全体的な説明が…
著:瓜生 知史 海中の生物の様々な生殖行動について紹介した本。タイトルも文章も、少しふざけているような軽い感じがする。しかし、そこにだまされてはいけない。表面的な書きぶりはともかく、本文で取り上げられている中には、かなり珍しい瞬間を観察した…
著:松浦 達也 うちの家族が買った本である。実際にこの本のレシピを参考にいくつか作ってもらって、おいしかったので、レビューにして残しておく。肉料理の本。焼く、揚げる、ゆでる、蒸す、混ぜる、漬ける、煮込むといった調理方法に分けて35のレシピがカ…
著:西内 啓 大ベストセラーになった統計学の本。その有用性について実用面から解説している。果たしてどこまで一般向きといえるかどうかはともかく、ポイントを押さえながら幅広い説明を行っており、内容的自体はとても良い本です。 前半は、あみだくじやコ…
著:ヨセフ・マッケヴォイ、イラスト:スカー・サラーティ (イラスト)、訳:杉山 直 ホーキングの歩みを知るという点に限れば、興味深く読めました。ホーキングを中心に他にもいろんな科学者が登場するし、読みやすい。そもそも簡単なテーマではないので、う…
著:みやた ひろし 同じ著者の「インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門」が大変よかったので、こちらも買って読んだ。Trusted, DMZ, Untrustedの3つのゾーンを意識しながら、小規模から大規模まで、27のデザインパターに分けて…
照明デザインの本。LED照明の特性を熟慮した内容になっているのが特徴である。大きめのサイズで、オールカラー。様々な空間や素材を活かした例がカラー写真で豊富に掲載されている。 冒頭部分で、消費電力が少なく、発熱量が少なく、寿命が長く、器具のサイ…
著:秋草 鶴次 硫黄島の戦いの生存者が、自らの戦場での体験について時間をかけて丁寧にまとめた原稿を本にしたものである。 著者は情報を扱う海軍の通信兵としての訓練を受けて赴任しているため、自ら直接戦闘を行うことは無かったようだ。ただ、通信兵であ…
(監修:佐々木 秀憲) やきものについての解説書。陶磁器の名品の写真が豊富に掲載されている。全てではないもののその多くがカラーページになっていて印刷も良いため、作品が映えている。また、産地別の解説がわかりやすい。文章と写真と図示によって各地…