著:山本 一太 リヒャルト・ワーグナーの「ラインの黄金」「ヴァルキューレ」「ジークフリート」「神々のたそがれ」。4作合わせて「ニーベルングの指環」と呼ばれる長大な4部作のオペラ作品について語った本。 最初に「ニーベルングの指環」の全体的な説明が…
著:瓜生 知史 海中の生物の様々な生殖行動について紹介した本。タイトルも文章も、少しふざけているような軽い感じがする。しかし、そこにだまされてはいけない。表面的な書きぶりはともかく、本文で取り上げられている中には、かなり珍しい瞬間を観察した…
著:松浦 達也 うちの家族が買った本である。実際にこの本のレシピを参考にいくつか作ってもらって、おいしかったので、レビューにして残しておく。肉料理の本。焼く、揚げる、ゆでる、蒸す、混ぜる、漬ける、煮込むといった調理方法に分けて35のレシピがカ…
著:西内 啓 大ベストセラーになった統計学の本。その有用性について実用面から解説している。果たしてどこまで一般向きといえるかどうかはともかく、ポイントを押さえながら幅広い説明を行っており、内容的自体はとても良い本です。 前半は、あみだくじやコ…
著:ヨセフ・マッケヴォイ、イラスト:スカー・サラーティ (イラスト)、訳:杉山 直 ホーキングの歩みを知るという点に限れば、興味深く読めました。ホーキングを中心に他にもいろんな科学者が登場するし、読みやすい。そもそも簡単なテーマではないので、う…
著:みやた ひろし 同じ著者の「インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門」が大変よかったので、こちらも買って読んだ。Trusted, DMZ, Untrustedの3つのゾーンを意識しながら、小規模から大規模まで、27のデザインパターに分けて…
照明デザインの本。LED照明の特性を熟慮した内容になっているのが特徴である。大きめのサイズで、オールカラー。様々な空間や素材を活かした例がカラー写真で豊富に掲載されている。 冒頭部分で、消費電力が少なく、発熱量が少なく、寿命が長く、器具のサイ…
著:秋草 鶴次 硫黄島の戦いの生存者が、自らの戦場での体験について時間をかけて丁寧にまとめた原稿を本にしたものである。 著者は情報を扱う海軍の通信兵としての訓練を受けて赴任しているため、自ら直接戦闘を行うことは無かったようだ。ただ、通信兵であ…
(監修:佐々木 秀憲) やきものについての解説書。陶磁器の名品の写真が豊富に掲載されている。全てではないもののその多くがカラーページになっていて印刷も良いため、作品が映えている。また、産地別の解説がわかりやすい。文章と写真と図示によって各地…
著:「旅と鉄道」編集部 かつて日本の鉄路で人気を誇っていたブルートレインをはじめとする夜行列車の本。オールカラーで写真が豊富。 「トワイライトエクスプレス」「日本海」「あけぼの」「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」「北斗星」は、詳しい乗車レ…
著:舟波 真一、著:山岸 茂則 いろいろ書いてあるが、要は、1日に2回、以下のように腰をゆらゆら動かすようにすると良い、と説いている本である。 1.枕をかかえてうつぶせになる2.うつぶせになったまま足を少し開いて楽にする3.骨盤を中心に、金魚に…
著:武満徹、安芸光男 作曲家の武満徹氏が60歳になる直前に行われたインタビュー。元々雑誌向けに行われた企画だが、そこには一部しか掲載されなかった。そしてその19年後にテープに録音された全編が遺族の許可を得てこのような形ではじめて紹介されることに…
著:小針 誠 学校で導入が進んでいる「アクティブラーニング」について、日本の教育の歴史を振り返りながら著者の見解を述べた本。2017年3月に改訂・告示された学習指導要領でも、「主体的・対話的で深い学び」という言葉に置き換えられて、アクティブラーニ…
著:ジャネット クラークソン、訳:富永 佐知子 「西洋では、両手つきの小さなデミタスカップ入りブイヨン以外、スープは『飲む』ものではなく、スプーンで『食べる』ものだ。一方、東洋では、スープの具を箸で食べたあと、器に直接口をつけて汁を飲むのが正…
著:有賀 康顕、中山 心太、西林 孝 機械学習の本は今やたくさん出ているが、この本はちょっと毛色が違う。機械学習のアルゴリズムや理論の解説もあるが、むしろ、機械学習のプロジェクトを進めるときには、どのようなことに注意すべきかについて中心に書か…